広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス

  • 青土社
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本棚登録 : 423
レビュー : 45
  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791761265

作品紹介・あらすじ

宇宙がエイリアンだらけならみんなどこにいるの?20世紀を代表する物理学者フェルミが提出したこのパラドックスを解決するために、宇宙論、物理学、生物学、数学、確率論から社会学、SF的想像力までを総動員し、宇宙と生命の謎へと挑む極上のサイエンス・エンタテイメント。

感想・レビュー・書評

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  • フェルミのパラドックス、ドレイクの方程式などは宇宙人がいて欲しい人類の希望が生み出したのだろう。

  • 「フェルミ推測」で有名なフェルミのパラドックスの本。
    フェルミ推測・・・シカゴの調律師は何人いるのか?というのが有名。
    この人はすごい物理学者だったらしい。
    50種類の推測からこの宇宙にETC(地球外の文明を持った生命体)が存在しないだろうことを説明している。
    科学的・化学的な話も多く、難解な部分も多かった。

  • この本の題名に出てくるエンリコ・フェルミは、20世紀を代表する物理学者の一人である。その彼が「彼らは(地球外知的生命体)はどこにいるのだろう」といったことが、「確率的には存在するはずの宇宙人の痕跡が見つからないのはなぜ?」というフェルミのパラドックスにつながった。本書はフェルミのパラドックスに対する解を50個用意して、これでもかといわんばかりに詳細に解説する。数学、物理学、生物学、天文学等を駆使した内容に、著者の学識の深さが伺えるとともに、実に面白い。が、結論は、「我々の光の地平の中にいる知的生命体は、我々のみ」。実に平凡。わたしには信じられない。

  • ノーベル物理学賞受賞のエンリケ・フェルミが言った「みんなどこにいるのか」。この広い宇宙に無数の星が存在するのに、知性を持った生物の噂を聞かない。この宇宙には人類しかいないのか?知性を持った生物が進化することは、とてつもない偶然が重ねあった賜物かもしれないな。

  • 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/207188

  • ・地球外生命体の数学とはどんなものだろう。向こうの進化の歴史がわれわれとまったく異なっていても、それがあると考える理由があるか。変数が離散的ではなく、連続的に変化する環境で進化していたら、整数という概念は考えつかないかもしれない。
    ・しかし進化の歴史が異なる他の知性体は、eやπやiといった概念はどうでもいいと思っているかもしれない。同様に、われわれには思いつかなかった概念を得ているかもしれない。
    ・デルタt論法(終末論法)。ベルリンの壁の寿命。壁が立っている期間を4つにわけた真ん中の2つ分の間に壁を見ている可能性が50%あった。自分がその期間の初めにいるなら、壁は寿命の四分の一の間に存在し、まだ四分の三寿命が残っていることになる。言い換えると、壁はすでに存在している期間の三倍の期間、これから続くことになる。自分がそこにいるのが同じ期間の最後だとしたら、すでに寿命の四分の三が経過しており、残りは四分の一だけである。
    ・私にはわかりやすいフェルミパラドックスの唯一の答えは、宇宙にいるのはわれわれだけだとすることである。
    ・自己意識を持った唯一の動物、愛とユーモアと思いやりの行為で宇宙を明るくできる唯一の種が、ばかげたふるまいで自ら消えようとしているのかもしれない。われわれが生き残るなら、探索して自らのものにできる銀河がある。自滅したら、故郷の惑星を飛び立てるようになる前に地球をダメにしたら…
    別の種の生物がその惑星から夜空を見上げ、「みんなどこにいるのか」と思うようになるまでには、長い長い時間がかかることだろう。

  • 宇宙人にあうはずなのに会わない、フェルミパラドクス 
    →宇宙人は宇宙に広く存在しており、そのうちの数種は地球に到達しているべきだと考察した。1950年に昼食をとりながら同僚と議論の中では「彼らはどこにいるんだ?」という問いを発した。
    異星人と接触した結果地球上に起きる混乱を避けるなどの目的で敢えて目立った接触を行わない。これは「動物園仮説」又は「保護区仮説」と呼ばれる。(創作小説等の言葉を借りれば、「未開惑星保護条約(宇宙に大規模に進出し得ない文明レベルの惑星には介入しない)」のような星系間の条約が存在する可能性が指摘されている)
    宇宙人は存在するが、恒星間空間に進出し地球にたどり着くための進化・技術発展における難関を突破できない。
    恒星間航法を完成させるまえに核戦争、ウィルスで全滅するなど。ウィキペディアより。

    はずは必ずではない。 心の作り付けの家具 フェルミ フェルミオン 

    陽子 ニュートリノ 
    みんなどこにいた? ハンガリー人 賢い 動物園シナリオ 
    偶然は 神の偽名 

    ヘラクレイトス 万物は流転する? 
    火は空気の死を生き、空気は火の死を生き、水は空気の死を生き、土は水の死を生きる」といった具合に、すべてが相互回帰的に循環しながら、流動している。そこには、戦いのイメージがある。「戦いがすべてのものに共通して見られ、闘争が正義であることをわれわれは知らねばならぬ。」

    ヘーゲルの弁証法
    弁証法の最終結論は、存在の根源(別名で世界・神と呼ばれるもの)が、絶対無である事を証明するものです。例えば私達が世界について知ろうとしても(正)、知らない一部分が既知になるだけです。これは、まだ知られない世界がある(反)事を意味しており、この知らない世界がある(世界が絶対無である)事に気付くこと(合)が弁証法の結論

    外化、労働による自己表現が自己を阻害する。
    わお信号 トマスカルー 恋すると普通ではだめ グレーグー問題 知能爆発 シンギュラリティ
    宇宙 一年に圧縮 一秒が400年

  • 冒頭少ししか読んでいないけれど、面白そう!図書館返却期限がきてしまったけれど、また借りよう。

  • 仮説をたて、ありとあらゆる可能性を検証してみる。

    ありとあらゆる1つ1つがぶつ切りなので読みづらかったが、
    論文を書く方法?みたいな本を思い出した。


    宇宙。
    まだまだ語りきれない。

  • われわれに観測できる対象は、観測者である我々の存在にとって必要な条件の範囲内のものとならざるをえない。

    「みんなどこにいるんだろうね。」というフェルミの一言から始まります。「実は来ている」、「存在するがまだ来ていない」、「存在しない」という3つのカテゴリーに分類して、様々な憶測を立てています。

    最近では、「日本に電信柱は何本あるか」などの質問を面接で投げかけ、その人の論理力を測る企業もありました。「いる」、「いない」と一言で片づけるのは簡単ですが、「なぜいるのか」、「なぜいないのか」を論理的に検証することの重要性を説いているのだと思います。それは、ビジネスにおいても同じであり、バックグラウンドのない主張は何を言っても功を奏しません。

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