〈帝国〉をめぐる五つの講義

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791761296

作品紹介・あらすじ

マルチチュード、生政治、非物質的労働など、"帝国"論が思想・政治に投げかけた強烈な衝撃の核心とは何か。9・11事件を踏まえ深化させた認識による世界把握の新構想そして"帝国"概念の鮮烈な再定義と、現代思想の最先鋭による緊急の応答が、世界総体の再編を迫る-。ネグリ自身による"帝国"入門。

感想・レビュー・書評

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  • 説明しておくべき概念。『帝国』に関する対話(アントニオ・ネグリ/ダニーロ・ゾーロ)。歴史的方法について。因果性と時期区分。
    主権(マイケル・ハート/アントニオ・ネグリ)。社会的存在論について。物質的、非物質的労働と生政治。グローバリゼーションと民主主義(マイケル・ハート/アントニオ・ネグリ)。政治的主体。マルチチュードと構成的権力の間で。
    マルチチュードの存在論的定義によせて
    主観性の生産について。戦争と民主主義の間で。対抗権力。

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著者プロフィール

1933年イタリアのパドヴァに生まれる。マルクスやスピノザの研究で世界的に知られる政治哲学者。元パドヴァ大学政治社会科学研究所教授。 早くから労働運動の理論と実践にかかわる。79年、運動に対する弾圧が高まるなか、テロリストという嫌疑をかけられ逮捕・投獄される。83年にフランスに亡命。以後14年間にわたりパリ第8大学などで研究・教育活動に携わったのち、97年7月、イタリアに帰国し、ローマ郊外のレビッビア監獄に収監される。現在、仮釈放中。 邦訳に『構成的権力』『未来への帰還』『転覆の政治学』等がある。

「2003年 『〈帝国〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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