- Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762248
作品紹介・あらすじ
哲学、精神分析、映画などのポップカルチャーを結合して文化理論を練りあげるジジェクは、政治的想像力における幻想の役割を暴き出す。リベラル資本主義の幻想を突き抜けて、象徴秩序の変革を透視するジジェク思想への明快な体系的案内。
感想・レビュー・書評
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180421 中央図書館
ジジェクの言説は、時として猥雑で悪ふざけに見えるそうな。しかし、そのベースは、哲学の部分はヘーゲル、政治の部分はマルクス、精神分析要素はラカンにバックボーンがあるとのこと。 -
以前途中まで読んで放置していたが、また最初から読んで最後まで読んだ。
面白かった。
<女>についてのラカンが言っている事が自分の想像通りのようでそれがしっかりと把握できた。
言葉と主体について、象徴化とその残余についてなど、興味のある事が書かれていたのがよかった。 -
読んでる。
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[ 内容 ]
哲学、精神分析、映画などのポップカルチャーを結合して文化理論を練りあげるジジェクは、政治的想像力における幻想の役割を暴き出す。
リベラル資本主義の幻想を突き抜けて、象徴秩序の変革を透視するジジェク思想への明快な体系的案内。
[ 目次 ]
第1章 ジジェクの発想源、彼らはどのように影響を与えたか?
第2章 主体とはなにか、なぜそれほど主体は重要なのか?
第3章 ポストモダニティのなにがそれほど恐ろしいのか?
第4章 現実とイデオロギーをどのように区別できるのか?
第5章 男と女のあいだの関係とはなにか?
第6章 なぜ人種差別は常に幻想なのか?
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
ものっすごく分かりやすい。ジジェクだけでなくラカンの入門としてもかなりいいのでは?
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2006/05/08