ロラン・バルト (シリーズ 現代思想ガイドブック)

制作 : Graham Allen  原 宏之 
  • 青土社
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本棚登録 : 38
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791762309

作品紹介・あらすじ

真実らしさを標榜する社会と文化のまやかし=神話をラディカルに問う一方で、言語活動の快楽への深い洞察を作品へと結晶化させたロラン・バルト。現代批評理論の震源となった驚異的に多彩な思考への周到な、初の総合的入門。

感想・レビュー・書評

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  • 第五章「作者の死」のみ。
    作品の中心、すなわち「意味」(ただひとつの「至高のシニフィエ」)に作者という存在を置きたがるわたしたち。しかしロラン・バルトは日本という国に出会い、包装への強い執着を持つ国民たちに魅了される。
    「あたかも箱は入れ物であるよりも贈り物の品物であるかのようである」。シニフィエ(意味作用)が存在しない、空虚なシニフィアン(記号)に愛着を抱いているかのようだとする。
    「唯一の究極のシニフィエに停止させられることのないシニフィアン群に直面した読者は、書き手とならねばならない。テクストを再創造する者、そのテクスト上に自らのかりそめの構造とパターンと意味を描く者とならねはならないのだ」=「読書が著述となるこのプロセス」

  • いまさらながらのバルト。
    面白い。
    けっしてわかりやすくはないけれど。

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