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- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762590
感想・レビュー・書評
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これは論文のようなものではなく、藤田氏のセミネールをまとめた
もので、本としては文体にまとまりがかけていたかなとは思いました。
ですが、内容は単純に面白かったです。
あくまでラカン派の観点からの考察ですけど。
鏡像段階の話が面白かったです。そして、主観客観の逆転。
澁澤龍彦が少女コレクション序説の中で言っていた
「人形を愛する者と人形とは同一なのであり、人形愛の情熱は自己愛だったのである」
と言う意味がなんとなく解った気がしました。
もっと人形愛についての本が出てほしいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示