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- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791762651
作品紹介・あらすじ
西洋の悪魔は完全に滅ぼされるべき絶対的悪とされるが、日本の鬼は降参するや否や人間世界に取り込まれ、ときに福神として崇められる。この違いは何を意味するのか-。神話学の第一人者が、鬼と悪魔の系譜をたどり、西と東の文化原理を明らかにするユニークな考察。
感想・レビュー・書評
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第1章は面白かった。
日本の神話における、中空の存在、バランスをとる「ゆりもどし」といった
特徴について説明されていて、
わかりやすかった。
第2章は黙示録からの引用が多すぎて、考察がないのでつまらない。
第3章は、インドの神話に関する知識がないせいで、
人間関係(神々関係?)を把握するのに一苦労。
そして、突込みが足りない。
インドの神話では、行為(修行?)に、正義も、真実も、善行も、力も、繁栄もついていく、という話が衝撃的だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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