数が世界をつくった: 数と統計の楽しい教室

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791763610

感想・レビュー・書評

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  • 素材は面白いし、学術本ではないので、せっかくだからもうちょっと思いきった読み物風になっていれば幅広く親しまれたのではないか…訳が読みづらく挫折しかかる。
    献身的な看護婦のイメージしかないナイチンゲールが、当時としては相当異色な女性で、統計に深い思いを抱いていたエピソードは、意外で興味深かった。

  • 計数、統計の歴史。ごく最近の統計データが整備されていない時代には何かにつけ推測に頼らざるを得なかったが、殺人の件数など数字のみであらわすことへの反論(ディケンズなどから、個別の例について語るべきなど、統計データ化することに対してかなりの反対が出たらしい)もあったという。ナイチンゲールが衛生改革の必要性を訴えるために円グラフを使った話など、一昔前までの流れが語られる。翻訳がかなりひどく、全くの直訳で読みにくい。

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