- Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791763764
感想・レビュー・書評
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なんかいまいちなんだよな…翻訳が好きじゃないのかもしれない
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内容とは全く関係ないけど、イラストを見ると石川県庁近くのコーヒーショップを思い出す。
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やさぐれた時に読むといい、というふれこみで読んでみた一冊。
過去のちょっと痛い思い出に関する語りを読みながら、ああ、人間ってそういうことあるよね、だから大丈夫だよ、と感じるのがこの本の正しい読後感なんだろう。と、少し投げやりになっているのは、ワタシの今のやさぐれ方とこの本は残念ながらうまい具合にマッチしなかったから。この本に合うやさぐれ方をした時に再読しよう。 -
チェコの作家カレル・チャペックの短編集。
一編一編はとても短い話ですが、その中に人間も持つ滑稽さや可笑しさが凝縮され、にやりとしてしまう作品ばかり。短いページ数でここまで面白さを詰め込める”短編の醍醐味”を垣間見ることができた。 -
私はチャペックの『長い長いお医者さんの話』と『園芸家の1年』をこよなく愛する者だ。本書の作品の半分は「ああ、いかにもあのチャペックが書いたものだなあ。」と思われた。(にっこり。)しかるに残り半分は、あのチャペックではないチャペックが書いたものだと思われた。
作家が多様性を持つのはいいことだろう。けれど自分が好きなのがそのうちの一面だけだとしたら、「こういうものばっかり書いてくれたら良かったのに」と思ってしまう。代表作と言われる『山椒魚戦争』や『ロボット』は、私の好きな一面だろうか?なかなか手が出せないでいる。 -
とても素敵だった!
読みずらいのもあったけど、
「二度のキスのあいだに」とか「眩暈」とか、
「チンタマニと小鳥の絨毯」とか、
シュールでしぶくて、好きです! -
今まで読んだことのないジャンルの小説だった。もっとじっくり時間をかけて考えながら読めたらよかった。でも本当に面白かった。切手コレクションを寝床で読んで泣いてしまった。だってあまりにも自分の人生の末路を見ているかのようだったから。