空腹について

著者 :
  • 青土社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791764389

作品紹介・あらすじ

なぜお腹が空くのか。なにが美味しいのか。路上で、ときには戦場で、空腹な人たちはなにを食べているのか。飢えたら殺して食べていいのか。人食いはどうしてタブーなのか。食糧は人口より多いのに飢餓はなぜあるのか。…空腹を抱えた身体から始めて、他の人びと、そして世界の関わりを編みなおす、みずみずしい思考の軌跡。

感想・レビュー・書評

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  • 単純に、脳や身体に必要な栄養が
    いき渡ればいいわけですが・・・
    その栄養が手に入らない場合、
    どういう方法を、とるでしょうか。
    どこまで、やるでしょうか。

    この本は、人間の空腹という生理現象から、
    人間の満たされる感覚を考察し、
    満たされることのなかった人たちの食生活、
    満たされることのない場所で、
    人間がとった、倫理観をともなう行動、
    目や耳を塞ぎたくなるような、
    過酷な歴史を、紐解いていきました。

    僕のもっていた、食に対する考え方が、
    とても甘いものだという認識を
    持たさざるを得ませんでした。
    それと同時に、食に溢れたこの状況に
    たくさんの命に、生かされていることに、
    深い感謝の気持ちを、抱かずにはいられませんでした。

    まさか、ここまでの本とは、思いませんでした。
    過酷な現実を、突きつけてくれる本だと思います。

  • 【ジュンク堂書評】
    身体のうずきから世界の貧困まで なぜお腹は空くのか。なにが美味しいのか。路上で、ときには戦場で、空腹な人たちはなにを食べているのか。飢えたら殺して食べていいのか。人食いはどうしてタブーなのか。食糧は人口より多いのに飢餓はなぜあるのか。

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