暴力 6つの斜めからの省察

制作 : 中山徹 
  • 青土社
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本棚登録 : 75
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791765737

作品紹介・あらすじ

紛争・衝突と内戦、テロと暴動そして流血だけが悲惨なのか。貧困と暴力にきめこまかに心を配る一方で、グローバリズムに邁進する政治・経済システムから大胆に搾取するリベラル・コミュニストの欺瞞こそが、今日の暴力の最たるものではないのか。ポスト資本主義時代の"暴力"の諸相を根源から捉え直す、創見溢れる論考。

感想・レビュー・書評

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  • ジジェクの暴力と寛容についての本。ジジェクは政治的な内容よりも映画とかの方が面白いな。

  • 【メモ】「残虐性なき愛は無力であり、愛なき残虐性は盲目である、それは持続力を失い短命の情熱で終わる」(248)。リベラル的慈善行為という欺瞞的暴力、原理主義という似非宗教的暴力を越えた先にジジェクが見ているのは、「純粋な暴力の領域、法(法的権力)の外部の領域、法措定的でも法維持的でもない暴力の領域」、憎しみをもって愛するという「愛の領域」(249)である。

  • 登録番号:5

  • 正月早々にジジェクを読むという…。

    ジジェクの「暴力」観はどことなくハイエクの「自由」観(特に消極的自由)に通じるところがある。フーコーの権力装置とかもそんな話だったろうか。

  • 読んだ。

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著者プロフィール

1949年、スロヴェニア生まれ。哲学・精神分析から、映画・芸術、現代政治まで、縦横無尽に論じる現代思想界の奇才。『イデオロギーの崇高な対象』『ラカンはこう読め!』『ロベスピエール/毛沢東』他。

「2015年 『事件! 哲学とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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