近代広告の誕生 ポスターがニューメディアだった頃

著者 :
  • 青土社
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • 本棚登録 :33
  • レビュー :3
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791766192

作品紹介・あらすじ

浮世絵を捨て写真を採用し始めたポスターから、幻の東京オリンピック・キャンペーン、そして国威発揚をあおる総力戦体制への編入まで、近代日本ポスターの錯綜の顛末を徹底して追い、活写する。可能性を信じ広告界の周辺に結集した技術者・職人・アーティストたちの、知られざる白熱のドラマ。図版500余点収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 従来の広告の枠組みが転換点に達している今、「ポスターがニューメディアだった頃」というサブタイトルに惹かれて手に取りました。雑誌「広告界」を主な舞台に、美人画ポスターから単化デザインへ、画家からレイアウトマンへ、個人作業からチームワークへ、図案文字から活字へ、芸術写真から振興写真へ、数々の広告の近代化がなされていく様をイキイキと描き出す労作です。そのライブ感は、多数の図版と、キーマンたちのキャラクターと、そして芸術性か?実用性か?とか先駆者か?一般の人々か?とかなどの今でも存在する二項対立の葛藤によって生み出されていると思いました。そして、広告の近代化を決定的にしたのは、経済の発達ではなくて、戦争のための総力戦によるプロパガンダによるという光と影。広告が産業化し、次への行き先を模索している今は「近代広告の誕生」時代から連続するものなのだと認識しました。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784791766192

  • 【新刊情報】近代広告の誕生 674.7/タ http://bit.ly/v3sZQy 浮世絵を捨て写真を採用し始めたポスターから、幻の東京オリンピック・キャンペーン、そして国威発揚をあおる総力戦体制への編入まで、近代日本ポスターの錯綜の顛末を徹底して追い、活写する

全3件中 1 - 3件を表示

近代広告の誕生 ポスターがニューメディアだった頃はこんな本です

ツイートする