関東大震災の想像力: 災害と復興の視覚文化論

著者 : ジェニファー・ワイゼンフェルド 篠儀直子

• 青土社 (2014年7月23日発売)

感想・レビュー・書評

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2023年2月10日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/291

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館 ～防災の本棚～さんの感想 · 2021年7月7日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/291

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

社会
東日本大震災

[本江正茂さんの感想 · 2014年10月5日]

副題は「災害と復興の視覚文化論」。

大量の関東大震災のイメージは、どう意味づけられていったのか。

まさに執筆中に東日本大震災が発災し、この歴史研究が、突然強い同時代性を帯びることになった。

書かれていることのことごとく、90年の時を超えて、今日、東北におり、日本にいる我々に強く響く内容だ。図版を差し替えて、ネットについての1章を加えればそのまま『東日本大震災の想像力』になりそう。悔しいが、歴史は繰り返す。

本書の結語は次のとおり。
「かくして、この出来事が表面化させた深い社会的・文化的・歴史的意識から教訓を学ぶ機会を国民が得ることのないまま、妥協的にでき上がった本所の記念館のなかに、簡略化され削除された教科書のなかに、お決まりのこととして繰り返される防災行事の文化のなかに、関東大震災の記憶は、物言わずとどまり続けている。（p.357）」

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2014年7月5日]

ジェニファー･ワイゼンフェルドは日本美術がご専門だそうです、、、
「近美と私」 (小さな箱･大きな声WEB 神奈川県立近代美術館100年の会)
http://kinbi100.net/people/gennifer.html

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