- Amazon.co.jp ・本 (388ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791768226
感想・レビュー・書評
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理屈っぽい。とにかく笑えるほど理屈っぽい。読む立場によって考え方や意見は異なる命題だと思うので自分の立ち位置を考えながら読み進めていくと面白い。知らなかった視点や感覚を知れるのは視野が広がる。色んな意味で勉強になりました。
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【投票者イチオシ】題名からして興味を引くインパクトであり、かつ内容が案外真面目で面白いことが書かれていそうだったので。https://opac.lib.hit-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/1001133407/?lang=0
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ちょっとくどい。
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2015/7/4読了。
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ある意味問題作。処女と高収入が同族で、処女がこれほど崇拝されているの!?と疑問。
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これは強烈な本だ。これまでの著者の本と同じく基本的には読者に思考実験を強いるのだけど、題材があまりにも下世話かつ切実すぎて思考実験に必須の客観的な態度を保つのが極めて難しい。性別に関わらず、多くの読者を「ゾワゾワ」に導き、夫婦、恋人、父娘関係を神経不安に陥れるだろう。僕ももちろんその一人。
基本的には、通常、道徳や倫理を軸に語られることの多い「処女/非処女」問題を、そういった曖昧な価値観を介在させずに、経済的・生物学的「損得」の問題に還元して考えてみましょう、ということなのだが、その過程で自分でも見ないフリをしていた意識の奥底をここまで抉り出されてしまうとは…。しかしそれに耐えれば知的刺激に満ちた読書体験と論理学のタームを用いた思考の方法論を、「楽しく」学ぶことができる。
とにかく本書は奇書の部類に属すると思う。酒の肴に軽く読もうと購入したが、あまりの重さにとても酔った頭では読む気になれなかった。タイトルや装丁の軽やかさに騙されぬよう、ご注意。