偶有性操縦法 -何が新国立競技場問題を迷走させたのか-

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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791769148

感想・レビュー・書評

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  • 色々と難しい言葉が使用されていて,わかりにくいところもあるが,日本の建築がたどってきた過程など,興味深かった.磯崎氏の国立競技場問題に例を挙げているが,これは言いたいことの踏み台でもあり,建築業界と政治の複雑なねじれを問題としている.一本筋が通っていて,なるほどとも思えた.
    だが,庶民の目から見ると,あのいくら金がかかるんだろうというザハ案は,なかなか賛成しづらいものがある.建築家とはまた考え方も違うのだろう.
    また,空間を空間として残すというのは,とても興味深かった.

  • 魔女狩りとは確かに的確ですが、魔女に仕立てたのは選んだ人ということも事実です。

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著者プロフィール

磯崎新(いそざき・あらた) 1931年生まれ(85歳)。建築家。代表作「つくばセンタービル」でポストモダン建築の旗手と目された。1996年ヴェネツィア・ビエンナーレ建築展金獅子賞受賞。

「2017年 『空間へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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