政治的省察 政治の根底にあるもの

  • 青土社 (2019年4月24日発売)
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本 ・本 (350ページ) / ISBN・EAN: 9784791771660

作品紹介・あらすじ

政治を見つめ、政治を考え、政治を語る。そして、その先にあるものを問い直す――
政治とは何をしているのか、私たちは政治に何を求めることができるのか、どこまでが政治でどこからが政治ではないのか――。政治を語ろうとするとき、その言葉はいつも空虚になる。権力、シニシズム、国家、民主主義、管理社会……。政治に科学における真理のようなものはなく、ゆえにさまざまな力学のなかで、そのさまざまを調整することが役割なのだとしたら、行き着く先には「政治の砂漠」しかないのではないか。フーコー、そしてアレントの思想を深く読み解き、政治とは何かという問いに迫る渾身の書。

著者プロフィール

1948年生まれ。立教大学名誉教授。主な著書に、『意味の果てへの旅』『予定不調和』『D:死とイマージュ』『アルトー:思考と身体』『詩と権力のあいだ』『ドゥルーズ:流動の哲学』『ジャン・ジュネ:身振りと内在平面』『破局と渦の考察』『映像身体論』『ドゥルーズ:群れと結晶』『吉本隆明:煉獄の作法』『土方巽:衰弱体の思想』『政治的省察:政治の根底にあるもの』などがあり、訳書に、ドゥルーズ=ガタリ『カフカ:マイナー文学のために』『アンチ・オイディプス』『千のプラトー』(共訳)、ドゥルーズ『フランシス・ベーコン:感覚の論理学』『シネマ2』(共訳)『フーコー』『襞:ライプニッツとバロック』『ドゥルーズ:書簡とその他のテクスト』(共訳)、ベケット『モロイ』『マウロン死す』『名づけられないもの』、ジュネ『判決』『薔薇の奇跡』、アルトー『タラウマラ』などがある。

「2021年 『プルーストとシーニュ〈新訳〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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