増補新版 ゴダール マネ フーコー ―思考と感性をめぐる断片的な考察―

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791772223

作品紹介・あらすじ

絵画史、映画史、思想史の横断。待望の増補新版
著者自ら「大いなる愛着のある一冊」と語る『ゴダール マネ フーコー』(2008年)に、新しいテキストを加えた待望の増補新版。『ストローブ=ユイレ セザンヌ マラルメ』と題されてもおかしくないと綴られる本書は、絵画、写真、映画、声、言葉についての思考と感性を揺るがす。さらに、「フェイク・ニュース」の時代に、「真実」に対していかなる視線を差し向けたらいいのか? 現代の芸術とメディアについての再考を促す最良の書。

感想・レビュー・書評

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  • 増補版が出ているのに気付かなかった……。
    副題に『断片的な考察』とある通り、けっこう話が飛んでいる。そこが思考を本当に辿っているようで面白い。

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著者プロフィール

蓮實重彦(はすみ・しげひこ):1936年東京生まれ。60年東京大学文学部仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書に『表層批評宣言』『凡庸な芸術家の肖像』『映画の神話学』『シネマの記憶装置』『映画はいかにして死ぬか』『映画 誘惑のエクリチュール』『ハリウッド映画史講義』『齟齬の誘惑』『映像の詩学』『『ボヴァリー夫人』論』『伯爵夫人』『ジョン・フォード論』ほか多数。

「2023年 『ゴダール革命〔増補決定版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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