精神の場所 ベルクソンとフランス・スピリチュアリスム

  • 青土社 (2024年2月14日発売)
5.00
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

本 ・本 (320ページ) / ISBN・EAN: 9784791776269

作品紹介・あらすじ

20世紀の思想に大きな影響を与えた哲学者が展開した、 圧巻の生の哲学
自由なる「精神」の実在を説く「フランス・スピリチュアリスム」の潮流のただ中にありながらも、ベルクソンは従来の概念を組み換え、問題をずらし、独特の思想へと進んでいく。彼が擁護する「精神」、そしてその「自由」とは何か。ベルクソンは「精神」にいかなる「場所」を与えたのか。十九世紀以後のフランス哲学の展開を背景にしての読解、そしてさまざまな哲学者との対話を通じて、ベルクソン哲学の隠された相貌を新たに描き出す。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • フランス・スピリチュアリスムーエスプリからの派生語
    オカルティズム・以上心理学
    いかがわしい<危うい
    静的宗教
    通俗化してしまうエスプリ概念
    マテリアリスム/唯物論⇔スピリチュアリスム
    ビクトル・クーザンー講壇哲学
    ラヴェッソンとポール・ジャネースピリチュアル学派
    フランス・スピリチュアリスムの拡散・消滅・再構成
    思考と動くもの
    フッサールとベルクソンー2つの幾何学の起源
    未完了相への驚きーベルグソン的スピリチュアリスム

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1964年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、学習院大学教授。専門は、フランス哲学。著書に『ベルクソン 聴診する経験論』ほか。訳書にベルクソン『物質と記憶』(講談社学術文庫)ほか。

「2022年 『ベルクソンの哲学 生成する実在の肯定』 で使われていた紹介文から引用しています。」

杉山直樹の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×