本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (500ページ) / ISBN・EAN: 9784791776375
作品紹介・あらすじ
「空飛ぶ悪魔」と呼ばれた鳥をめぐる物語
1833年、チャールズ・ダーウィンはフォークランド諸島で出会った鳥に驚かされた。人間を恐れず、好奇心旺盛で、いたずら好き。南の果ての離島になぜこんな魅力的な鳥がいるのか。その名はフォークランドカラカラ。それから200年――この鳥に魅せられた著者はカラカラをめぐる果てしない冒険へ。ティエラ・デル・フエゴの海岸からガイアナの熱帯林をめぐる「空飛ぶ悪魔」とも呼ばれたフォークランドカラカラの魅力と発見にあふれた物語がいまはじまる。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
修飾語が多過ぎる。
頑張って半分、それ以上は読めず。 -
.
野鳥を撮影する機会が増えて、鳥類に対する興味がますます高まってきました。
調査機器の発達により、新たな発見が得られている分野でもあるので、新しい書籍を中心に読むようにしています。
2024年に日本語訳が出版されたこの本については、書評を読んで気になり、厚さにひるみつつも、読むことにしました。
本書の主役は、南米の孤島に数千羽だけ生息しているという猛禽(ハヤブサの仲間)、フォークランドカラカラ。
本書は全四部、19章で構成されています。
第一部は、フォークランドカラカラとはどのような鳥か、生息するフォークランド諸島の離島、ジェイソン諸島とはどのようなところか、について。
この鳥が初めて記録されたのは1775年で、かのチャールズ・ダーウィンも、観察したことがあるそうです。
群れで行動することは珍しく、人間にもなつかない。
多くの猛禽類がそんな、“孤高の存在”なのに対し、この鳥は駆除された歴史があるにもかかわらず現在でも、旺盛な好奇心と、人間に対する興味を示す行動を見せるとのこと。
猛禽類のみならず鳥類の中でも特に、社会的な暮らしをしていて知能レベルが高い種なのだと、理解しました。
第二部は、この鳥がどのような進化の道筋をたどってきたか、について。
南米大陸がどのようにして、現在の形になったのか。
北米大陸と地続きになったのは、地質学的スケールでは最近だということを、本書を読んで知りました。
北米と南米が繋がって、生物たちに何が起こったか。
この大陸にヒトが来て、何が起こったか。
生物の進化、絶滅にはどのような要素が影響を及ぼすのかについて、学ばせてもらいました。
第三部は、同じカラカラの一種で、スズメバチを食べるという、アカノドカラカラの生息地レポート。
人間の侵入を拒んできた、入り組んだ川の流れと深い森。
アカノドカラカラ以外にも、初めて種名を目にする動物が多々、登場しました。
スマホで調べながら読みましたが、いずれも個性的な姿をしているので、「自分の目でも見てみたい」と、冒険心をかきたてられました。
第四部は、フォークランドカラカラの今後について。
高い知能を持つ動物がなぜ、限られた場所に追いやられ、絶滅の危機に瀕しているのか。
絶滅の危機に瀕した動物を保護するには、どのような方法が有効なのか。
絶滅の危機から復活しつつある種もあるようなので、実績のある方法をどんどん、試してみるべきなのかなと思いました。
全体を通じて、以下のようなことを考えさせてもらいました。
1) 高い知能を持つ動物が持つ、共通点とは何か
2) 絶滅してしまう種と、残っている種との違いは何か
3) どのような環境を設けて維持すれば、野生動物と共存できるのか
1)については、先に以下の本を読んでいたので、本書の著者の見解も興味深く読みました。
『タコの心身問題』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/462208757X
3)については、自然を”管理できるもの”とする欧米の考え方には、違和感を感じる部分があります。
反面、人間が足を踏み入れていない場所で、かつ、野生動物が暮らしやすい場所など、ほとんどないのも事実。
100%確実という方法はないので、試行錯誤しながら、知見を積み上げていくしかないのかもしれませんね。
日本から見ると、フォークランド諸島や南米は、地球の反対側。
遠い土地に目を向けさせてもらえたという意味でも、種の存続の条件を考えさせてもらえたという意味でも、印象に残る一冊でした。
. -
カラカラ巡って旅してません。
フォークランドカラカラから連想できる、出来事、人物、エピソード、歴史を、インディーズロッカーが素人散文にしている。
読み込めばいいところあったのかもしれないけども、無駄な贅肉が厚すぎて、お腹いっぱい。顎が疲れて、味もしませんでした。
口絵の写真がいいのが救い。
本棚登録 :
感想 :
