大統領の精神分析 フロイト幻の著作『ウィルソン』の真実

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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791776443

作品紹介・あらすじ

フロイトの幻の著作『ウィルソン』の数奇な運命
精神分析の祖、ジークムント・フロイト。死後30年近く経った1966年、ある遺稿が刊行された。『トーマス・ウッドロー・ウィルソン』。ウィルソンのもとで働くなかでその行動に疑問を抱いたある外交官の発案で共同執筆された、大統領の「心理学的な肖像」を浮き彫りにする著作だった。しかし脱稿から30年以上刊行されず、刊行されるや、遺族や精神分析家たちから、その内容に疑問の声があがった。フロイトはどの程度執筆に関与していたのか。なぜ出版までにこれほどの年月を要したのか——。原本を偶然発見した研究者が精神分析・政治・歴史の垣根を超えて書き上げた、圧倒的ノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • OPACへのリンク:https://op.lib.kobe-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2002350186【推薦コメント:本書はリーダーの心理が政治決定や政策制定に与える影響を探る一冊。】

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著者プロフィール

1956年生まれ。政治学博士。フランス国立科学研究センター(CNRS) 研究主任(パンテオン・ソルボンヌ大学[パリ第1大学]20世紀社会史研究所所属)。移民、市民権の問題などを研究。統合高等審議会(1996-2002年)委員、共和国におけるライシテ原則適用に関する検討委員会 (スタジ委員会)委員(2003年)、国立移民史博物館諮問評議会評議員(2003-2007年)などを歴任。本書はフランソワ・フュレ賞(2002年)などを受賞し、英語版も刊行されている。本書のほか、La France et ses etrangers, l'aventure d'une politique de l'immigration de 1938 a nos jours (Calmann-Levy, 1991), Le sens de la Republique, (avec Nicolas Truong, Grasset, 2015)などの著書がある。

「2019年 『フランス人とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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