新自由主義教育の40年 「生き方コントロール」の未来形

  • 青土社 (2024年7月29日発売)
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本 ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784791776627

作品紹介・あらすじ

改革の〈抗いがたさ〉を見つめる
なぜキャリア教育は「生き方教育」化してきたのか。大学改革はいかに教育を変容させていったのか。教員たちの真の「働き方改革」とは何か。なぜ教育の「市場化」に抗うことは難しいのか。教育現場に寄り添いながら、現代日本の教育史を問い直す一大クロニクル。

感想・レビュー・書評

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  • https://cool.obirin.ac.jp/opac/volume/950172


    ひなたやまにもあります。

  • 教育全般を範囲としていて
    大学教育にも大きく言及している。
    全国学テはどの教育書においても
    良きものとして書かれていない。
    なぜ、何のために行うのだろう。

  • ふむ

  • 配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。
    https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=10281483

  • 【本学OPACへのリンク☟】

    https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/722145

  • 第1部 キャリア教育の現在
    1章 「若者自立・挑戦プラン」以降の若者支援策の動向と課題――キャリア教育政策を中心として
    2章 格差社会の中のキャリア教育 
    3章 学校の「道徳化」とは何か――新学習指導要領に透けて見える、「生き方コントロール」の未来形
    4章 若者の「自己責任」への呪縛と企業社会への馴化 

    第2部 大学教育の変容
    5章 大学教育における「知」の地殻変動と「教養」のゆくえ 
    6章 「専門職大学」設置と大学改革の迷走 
    7章 大学におけるキャリア支援・教育の現在地――ビジネスによる侵食、あるいは大学教育の新しいかたち?
    8章 大学教育の墓掘り人?――キャリア支援・教育はどこから来て、どこに向かうのか

    第3部 教育労働の現在
    9章 任期付教員の増加と「大学教員」の変貌 
    10章 「働き方改革」で教職の魅力は回復するか 
    11章 公教育のハイブリッド仕様へ?――自己責任化する学びと教師の働きがい

    第4部 教育改革のゆくえ
    12章 幕開ける「ポスト戦後型教育改革」の時代 
    13章 侵食する教育産業、溶解する公教育――攻防の現段階とゆくえ
    14章 GIGAスクールというディストピア――Society5.0 に子どもたちの未来を託せるか?
    15章 〈市場化する教育〉の現在地――抗いがたさはどこから来るのか?

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著者プロフィール

1963年生。法政大学キャリアデザイン学部教授。法政大学文学部教育学科専任講師、助教授、キャリアデザイン学部助教授を経て現職。専門は教育学。法政大学大学評価室長、日本教育学会理事、日本キャリアデザイン学会副会長。
著書に、『キャリア教育のウソ』(ちくまプリマー新書)、『「親活」の非ススメ──"親というキャリア"の危うさ』(徳間書店)、『若者はなぜ「就職」できなくなったのか──生き抜くために知っておくべきこと』(日本図書センター)など、編著に『これが論点!就職問題』(日本図書センター)、共著に『キャリアデザイン学への招待──研究と教育実践』(ナカニシヤ出版)など多数。

「2015年 『まず教育論から変えよう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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