これからの社会を考えるための科学講義 天と地と人のあいだで

  • 青土社 (2025年2月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784791777013

作品紹介・あらすじ

宇宙、地球、人間の歴史から、トランスサイエンス問題、科学者と軍事研究、
そして日本最初の稼働差し止め訴訟、原発再稼働の議論の最前線まで…
科学と倫理の問題を問い続けてきた著者がおくる最終講義

感想・レビュー・書評

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  • この人に聞く 池内 了さん「新潟県における福島原発事故「3つの検証」の経過とこれから」|高木仁三郎市民科学基金(2023年8月29日)
    https://www.takagifund.org/activity/interview/32_ikeuchi/index.html

    宇宙はどうはじまったのか - 池内了 | 連載 | トイビト
    https://www.toibito.com/toibito/series/e5461813-d6b2-4665-88dc-d4c991ab91a4

    代表挨拶 | 概要 | K-Scan 科学のまちの子どもたち
    https://kscan.jp/about/greeting/

    池内 了 (Satoru Ikeuchi) - マイポータル - researchmap
    https://researchmap.jp/ikeuchi_satoru/

    青土社 ||科学/数学/生物:これからの社会を考えるための科学講義
    http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=4006

  • これは 慟哭 です
    真っ当な科学者である
    池内了さんの 心からの叫び です

    私たちは 
    この国(日本)が
    どこに行こうとしているのか
    この国が直面している危うさを
    今一度 ちゃんと見据えて
    いかなければならない

    そんな意味で
    池内了さんは
    あの 炭鉱のカナリアの役目を
    されておられるのだ
    と強く思いました

    追記
    松元ヒロさんの「憲法くん」の
    公演の時に、恒例の本紹介に加えて欲しい
    一冊です

  • ふむ

  • 本書は、科学技術と社会の関わりを問い直し、科学の中立性を否定しつつ研究者の社会的責任を強く訴えていると感じた。「軍事研究はすべきでない」といった主張は論理的妥当性を備えており、科学技術社会論の枠組みにおいても標準的な議論といえるように思う。また、科学の限界を一般読者に示し、理想像を提示するという点には啓発的な意義があると受け取った。

    一方で、私には当事者性に欠けているように映り、現場で苦闘する人々の現実に十分寄り添っていない印象を受けた。規範の提示が先行するあまり「他人事感」が強く、結果として正論ではあっても空虚に響いてしまう部分があった。特にトランスサイエンスに関しては、科学者自身が当事者として関わることが重要なはずだが、本書の議論は外部からの規範提示にとどまっているように読めた。

  • 原子力問題と、科学の軍事利用に関するテーマが9割だった。

    あまり掘り下げて調べないことなので、参考にはなったが、気軽に読める本ではないので、書名だけで手に取ってみたらかなりハードな方もいるかもしれない。

    科学と国、軍事との関係性と問題点を知りたいと強く思う方には合っていると思う。

  • 請求記号 404/I 35

  • 1. はじめに
    - 本書は、著者の個人的な経験と科学的視点を交えながら、子どもの成長や教育、そして社会的な役割について考察している。

    2. 幼少期の教育と保育
    - 無認可保育所の設立に関する経験。
    - 職員の協力を得て、廃品を活用し必要なものを集めた。
    - 保育者の資格を持たない人々を雇用し、保育者を確保した。
    - 夫婦からの拠出金で保育者の給料を賄う財政基盤の難しさを経験。

    3. 子どもの成長の法則
    - 成長過程を観察し、以下の法則を発見。
    1. 自己の確認時期: 2歳で自他の区別、6歳で自己を客観視。
    2. 人間関係の拡大時期: 9歳で友人関係が豊かに、12歳で異性や大人との関係に広がる。
    3. 時間の流れを認識した通時的発想の獲得時期: 15歳で進路を考え始め、18歳で自立意識を培う。

    4. 単身赴任生活
    - 48歳で単身赴任生活を始め、家族との関係が変化。
    - 娘と二人三脚での生活を送り、家庭内の役割を分担。
    - 同居生活の中での価値観の変化と、自由な生活からの窮屈さを感じるようになる。

    5. 科学と社会
    - 名古屋大学での勤務を通じて、科学と社会の関係性についての研究を進める。
    - 環境問題に対する意識の高まりと、持続可能な社会の必要性を訴える。

    6. 環境問題と地球の循環系
    - 現代の消費文明が引き起こす環境危機について考察。
    - 人間の活動による地球温暖化や資源の有限性に警告を発した「成長の限界」理論を紹介。
    - 地球における水の循環とその重要性を説明。

    7. 水の循環と生命
    - 地球上の水の存在とその循環のメカニズムについて詳述。
    - 水が生命の起源であり、地球の温度を調整する役割を果たす。
    - 水の特殊な性質(相変化)とその影響を説明。

    8. 結論
    - 著者は、科学的視点から教育や環境問題にアプローチし、持続可能な未来を考える重要性を強調している。
    - 社会とのつながりを意識し、科学者としての役割を果たすことの大切さを述べている。

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著者プロフィール

池内 了(いけうち・さとる):1944年生まれ。宇宙物理学者。京都大学理学部物理学科卒業。同大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士(物理学)。名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。主な著書に、『なぜ科学を学ぶのか』(ちくまプリマー新書)、『物理学と神』、『物理学の原理と法則』(いずれも講談社学術文庫)、『疑似科学入門』(岩波新書)、『科学者心得帳』(みすず書房)、『科学の考え方・学び方』(岩波ジュニア新書)、『科学メガネ読本』(アノニマ・スタジオ)などがある。

「2026年 『時間とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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