パウル・ツェラン全詩集〈3〉

制作 : Paul Celan  中村 朝子 
  • 青土社
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レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791790838

作品紹介・あらすじ

喪失からの出発。言語の解体。そして誰でもないものへの問い。ツェランの詩は、他者への回路を失った現代人の深部に谺する。処女詩集『骨壷たちからの砂』、『時の屋敷』『補遺詩篇』などを収録。

感想・レビュー・書評

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  • パウル・ツェラン全詩集第三巻は、『骨壷たちからの砂』(1948)、『時の屋敷』(1976)、他に補遺詩篇や年譜等を収める。

    晩年の詩集を収録した第二巻より、この巻の方が親しめた。ソシュールのいうラング、言葉の網目のさらに奥へと手を伸ばし、掴みとった何物かが詩として結晶しているように感じられた。

    パウル・ツェラン、両親はナチスにより殺害されている。第一詩集は誤植が多すぎて自主的に回収、40歳になったとき盗作疑惑を懸けられ精神を病み、それから10年後にセーヌ川に飛び込んで自殺したという。

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