数学 (複雑系の科学と現代思想)

著者 : 高橋陽一郎

• 青土社 (1998年5月1日発売)

作品紹介・あらすじ

複雑系は数学化できるか。生命や物理現象の中に発見された複雑系を記述する数学を求めて、近代数学史を鳥瞰し、「無限」の問題系を精査するとともに、「内部観測」「オートポイエーシス」などの最先端理論を数学的に吟味することによって「複雑系としての生命」への全く新しいアプローチを試みる。

感想・レビュー・書評

[katie1223さんの感想 · 2014年4月12日]

ところどころ「ん？」というところがあるが切り口がとても面白い。

特に辻下さんの複雑系科学に繋がるおのおのの数学の紹介がよかった。チュー空間がシンプルだけどとても面白い。