はじめからの数学 (4) 確率と統計~不確実性の科学

制作 : John Tabak  松浦 俊輔 
  • 青土社
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  • 本棚登録 :15
  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791791644

作品紹介・あらすじ

ルネサンスにはじまり、パスカルとフェルマーで開花した新しい分野「確率」は、いまや社会のあらゆる場面で大きな役割を果たしている。その全歴史をたどるとともに、工場の品質管理、公衆衛生、情報理論、世論調査など、統計学の幅広い応用を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 数学史。確率と統計の起源とその発展をあまり詳細に立ち入らず、概観している。数式などは出てこなく、平易。しかし、面白いので、シリーズの他の巻も気になる。

  • ヨーロッパの主だった数学者の多くは、確率が数学の重要な部門で、
    理論的にも実践的にも、いろいろな問題に見通しを与えてくれることを認識していた。
    これは古代以来はじめて生まれる、新しい数学の部門だった。
    (p69「2 偶然の正体」)
      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    中世に発見された「新しい」数学でありながら、
    いまや天気予報から保険料の計算まで、
    我々の生活になくてはならいものとなった確率と統計。

    賭博に注目したひとりの数学者から始まった
    この分野の拡大と深化について、
    時代ごとの功労者を追いながら紹介する一冊です。

    実用に根ざした、
    一風変わった数学=確率の世界をご堪能あれ。

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆

    普段あたりまえに使われている
    「ランダム」という言葉の定義からはじまり、

    すべての「結果」には対応するひとつの「原因」があると、
    全宇宙を決定論でとらえたラプラスと、その否定、

    確率によって導き出された集団全体としての「いいこと」は、
    構成する個人の幸福と一致しない、と考えたダランベール、

    …などなど、
    いつも以上に思想的な話がでてきて面白かったです。
    それだけ、この確率や統計といった分野が
    「数学」のなかではある意味、異質なものということでしょうか。


    また、シリーズ通しての特徴として、
    ひとりひとりの「数学者」ごとに紹介されているのもいいですね。

    彼らが何を考えてその発見をしたのか、
    しっかり辿れるような形になっています。
     それではっ

  • 請求記号:410.2/Ta11/4
    選書コメント:
     確率と統計の考え方が生れ発展してきた歴史を科学・数学の視点から捉えたテキスト。統計学を俯瞰するに最適な書。
    (東松山図書課 課長)

  • 歴史書

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