本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784792304485
作品紹介・あらすじ
ホッブズからヘーゲルまで、国制理論の新・解説。
感想・レビュー・書評
-
日本公法学会唯一のハイエキアンを自認する阪本昌成教授が,スコットランド啓蒙思想(主にヒューム~A・スミス~ハイエク)と古典的自由主義(阪本教授の理解では新自由主義と同義)を基本とする立場から立憲主義の形成過程とその内容を説き,ロック~ルソーヘーゲル(~マルクス)と連なる合理主義啓蒙思想と,これに基づく日本憲法学における通説的な立憲主義を批判する。
通説的な「自然(権・法)」「社会契約」「市民(公民)」「立憲主義」といった基本的な術語の意味を批判的に検討しており,大変に刺激的。
ただし,阪本教授曰く,A・スミスに関する部分が未だ満足いかないとのこと。
続編に期待。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示