労働組合は本当に役に立っているのか (法政大学大原社会問題研究所叢書)

著者 :
  • 総合労働研究所
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 1
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794103505

作品紹介・あらすじ

「連合」時代が叫ばれる中で、労働組合は、本当に企業、社会のなかで、重要な役割を演じ、かつ実際に役に立っているのだろうか。その問いに真正面から答えた書。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 出版が1988年ということで、23年前の本。多少情報の古さは否めない。
    内容は純粋に各種データの羅列により、考察されているが、驚くような内容ではなかった。
    労働組合が役に立つという、絶対的な理由までは導かれてはいない。

    現在の大企業であれば、経営側は通常、きちんと従業員のことをケアしているはずなので、昔に比べて存在意義は小さくなっている。
    だが、やはり組合がないと、不安な面もあり、一種の保険的要素もあるのかもしれない。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

東京大学社会科学研究所教授。経済学博士。
著書に『行政サービスの決定と自治体労使関係』(共著、明石書店、2004年)、『衰退か再生か――労働組合活性化への道』(共編著、勁草書房、2005年)、『ホワイトカラーの仕事と成果――人事管理のフロンティア』(共編著、東洋経済新報社、2005年)など。

「2011年 『新しい公共と市民活動・労働運動』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中村圭介の作品

最近本棚に登録した人

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×