ヒトラーとは何か

制作 : 赤羽 龍夫 
  • 草思社
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本棚登録 : 41
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794200945

感想・レビュー・書評

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  • ヒトラーが間違っていたのは、ドイツ一国で世界を支配できると本気で考えていたこと。
    今日の世界はヒトラーが作った世界。ドイツの分裂も欧州の分裂もヒトラーが作った。アメリカやロシアがベルリンに居座ることもなかった。
    水晶の夜も、最初はドイツ人から反感を買った、大衆は同調しなかった。
    ドイツ人もヒトラーの期待には応えなかった。
    ヒトラーは自分の直観を盲目的に信じていた。

  • この本は多くの人に読んでもらいたいで、考えてもらいたい本です。「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」(ベルトルト・ブレヒト
    今のこの国は英雄を求めている時代かもしれません。ただその英雄が真の英雄なのかそれともヒトラーのような独裁者なのか見極めなければなりません。
    この本は一つの参考になると思います。

  • <font size="3">読者の多くは、われわれがヒトラーの仕事を扱っているこの章では、価値判断を下すことにきわめて控えめだということに気づいて、おそらく不審の念を抱いたことだろう。それは事柄自体のせいなのだ。仕事それ自体は倫理的に良くも悪くもないものだ。</font>

    0814-0823
    /////
    きわめて説得力に富んだ独自の解釈を打ち出し、歴史におけるヒトラーの意味をとらえた名著。「生活」「仕事」「成功」「錯誤」「失敗」「犯罪」「裏切り」の7章。ハイネ賞。
    /////
    7つの章に分かれており、ただ単に年代順に並んでいるのではなく視点ごとに分けられているので
    事実関係のみを述べる時は価値判断を付す事なく記述されていて良かったです。
    価値判断を付す章では、ヒトラーは「戦争犯罪者」ではなく単なる「犯罪者」だという視点に立っています。
    私が1番知りたかった『何故ユダヤ人を標的にしたのか?』という事の一端も知る事が出来ました。
    79年発行のなかなか古い本ですが、訳文が読みにくいという事もなくお勧めです。
    現地ドイツでもベストセラーだったらしいですよ。

  • 2007年4月2日

  • イメージのみで語るより、彼が実際に何事を成し遂げ、どういった失策を犯したか等を知る方が早いと思われ。当時ドイツ人にとっても彼をどう評価するか扱いあぐねていたと見える

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著者プロフィール

ドイツの著述家、ジャーナリスト。ナチス政権下の1938年にイギリスに亡命し、「オブザーヴァー」紙で活躍。第二次大戦後、ドイツに戻り、政治コラムニストとして「ヴェルト」紙、「シュテルン」誌などを拠点に活動。著書に『ドイツ現代史の正しい見方』(草思社)、『ドイツ帝国の興亡』『裏切られたドイツ革命』(ともに平凡社)、『ナチスとのわが闘争』(東洋書林)などがある。

「2017年 『文庫 ヒトラーとは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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