大空港25時

著者 :
  • 草思社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794206817

作品紹介・あらすじ

機長、パーサー、カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備、運航管理者、航空管制官、税関などが自ら語る仕事と誇り。

感想・レビュー・書評

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  • CA、スタッフの仕事の部分を中心に読んだが仕事の厳しさを痛感した。特に体力面でかなりきつそう。そしてサービス面でもかなり気を遣いそうだし並大抵の仕事ではない。お金じゃなく本当にこの仕事が好きじゃないとつづかなさそう

  • 一機の飛行機が空に舞うためには、数えきれないくらいの羽がいるわけ。
    職人が飛ばす飛行機。
    飛行機にのりたくなる!

  • 機長や、所謂スチュワーデスなどの乗務員は、よくテレビドラマのネタに取り上げられたりするが、さて、その実態はいかに。
    優雅なイメージとはほど遠い、過酷な仕事内容と、そのそれぞれに誇りを持って働いている人々の様子が伝わってくる。空港に関わるさまざまな仕事に携わる人を一人一人取材し、彼らが語る言葉を記したような形式で著されている一冊。「こんな仕事もあったのか!」「こんな苦労があるのか」等々、知らなかったことばかりで新鮮。やはり他業種の「プロ」の話は面白い。こんなに大勢の人の尽力で動いているのか、と思うと、飛行機に乗る時の意識まで変わってしまった。
    たとえ多少、よそ行きの答えが混じっているとしても、どんな仕事も、やはりこんなプロでありたい、と思わされる内容だった。

  • (1996.11.30読了)(1996.03.10購入)
    (「MARC」データベースより)amazon
    飛行機は誰が飛ばすのか。機長、パーサー、カウンター、貨物の搭載、機内クリーニング、整備、運航管理者、航空管制官、税関など、大空港で日夜はたらく人々が語る仕事と誇り。

    ☆関連図書(既読)
    「ドキュメント 日本たそがれ」鎌田慧著、岩波書店、1993.03.23
    「椎の若葉に光あれ」鎌田慧著、講談社、1994.06.18
    「せめてあのとき一言でも」鎌田慧著、草思社、1996.10.30

  • 購入した当時は、とてもわくわくして読んだ。普段語ることの少ない地上スタッフの語りもあって面白い。

  • ▼2009/02/15購入@堀之内ブックオフ

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著者プロフィール

鎌田 慧(かまた さとし)
1938年青森県生まれ。ルポライター。
県立弘前高校卒業後に東京で機械工見習い、印刷工として働いたあと、早稲田大学文学部露文科で学ぶ。30歳からフリーのルポライターとして、労働、公害、原発、沖縄、教育、冤罪などの社会問題を幅広く取材。「『さよなら原発』一千万署名市民の会」「戦争をさせない1000人委員会」「狭山事件の再審を求める市民の会」などの呼びかけ人として市民運動も続けている。
著書は『自動車絶望工場―ある季節工の日記』『去るも地獄 残るも地獄―三池炭鉱労働者の二十年』『日本の原発地帯』『六ケ所村の記録』(1991年度毎日出版文化賞)『ドキュメント 屠場』『大杉榮―自由への疾走』『狭山事件 石川一雄―四一年目の真実』『戦争はさせない―デモと言論の力』ほか多数。

「2016年 『ドキュメント 水平をもとめて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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