アダム・スミスの失敗―なぜ経済学にはモラルがないのか

制作 : Kenneth Lux  田中 秀臣 
  • 草思社
3.33
  • (0)
  • (2)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 17
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794206985

作品紹介・あらすじ

『国富論』を著した経済学の父アダム・スミスは、人は「利己心」を追求するために行動すると考えた。本書は、ディケンズが描いたイギリス社会やアメリカの大恐慌、環境破壊等を引き合いに出しながら、「利己心」にもとづく社会の過ちを跡づけ、スミスおよびその後継者たちが根本的な誤りをおかしていたことを明らかにする。そして、人は生来「利己心」のみならず「慈愛心」をも備えており、新しい原理にもとづく学問を構築することで、貪欲さよりも「慈愛心」に拠って立つ社会をつくりあげるべきだと説く、画期的な意欲作。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 田中秀臣さんの訳 県立あり 大変おもしろいです

  • 経済学の父がおかした誤りが、われわれの社会からモラルを喪失させた。金融破綻、環境問題など現代社会が抱えるすべての問題は、人の利己心を称揚する経済学に端を発すると主張する、経済心理学者による意欲作。

  • 分類=経済学。96年4月。経済学の根幹にある思想(人間=利己的)がもたらした影響を指摘。対する私達は、いかなる思想を元に経済の枠組を再構築すべきか?

全3件中 1 - 3件を表示
ツイートする