宇宙に隣人はいるのか

  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794207715

感想・レビュー・書評

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  • ドーキンスらのネオダーウィニズムは論理も明確で納得性が高いが、それだけで進化についての全てを説明できるかという素朴な疑問も残る。同著ではそこに宇宙には『組織化された複雑さ増大の法則』が働いており、物理法則が効率的に働き、十分に時間が与えられるならば、生命と意識とは自ずと出現すると主張する。面白い考えではあるが肝心の『自己組織化』がなぜ起こるかにつては殆ど書かれていないのが残念である。内容自体は平易な文章で書かれており当否は別として理解しやすい。

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著者プロフィール

1946年英国ロンドン生まれ。理論物理学者で著述家。英国キングス・カレッジ卒業。現在は米国アリゾナ州立大学教授およびBeyond: Center for Fundamental Concepts in Science 所長。科学のより深い意味を追究してきたその功績により1995年にテンプルトン賞を受賞、そのほか英国王立協会マイケル・ファラデー賞(2002年)など数々の賞を受賞している。邦訳に、『タイムマシンのつくりかた』『宇宙に隣人はいるのか』(以上、草思社)、『幸運な宇宙』(日経BP)『時間について』(早川書房)他多数。

「2014年 『生命の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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