セックスはなぜ楽しいか (サイエンス・マスターズ)

制作 : Jared Diamond  長谷川 寿一 
  • 草思社
3.54
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本棚登録 : 287
レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794208767

作品紹介・あらすじ

どの動物も、性のあり方がその社会のあり方を決定づけている。ゴリラはハーレムを作り、水鳥の多くは夫婦で子育てをする。ではヒトは-?ヒトは隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむ。ヒトの性は動物と比べればあまりにも奇妙に見える。この奇妙な性のあり方が、人間らしい社会を形作ってきたのではないだろうか。ヒトの性はどのように進化してきたのか、第一人者が挑むセックスの進化論。

感想・レビュー・書評

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  • 105円購入2003-10-25

  • セックスにおける人間とその他の哺乳類との違いを考察している。ほぼ人間だけが、生殖とは無関係にセックスをする。また閉経も人類特有の現象とのこと。さらに人間だけが隠れてセックスをする。この奇妙な性活動が人間社会を作ってきたする発想がぶっ飛んでいる。

  • 人間の性はなぜ奇妙に進化したのか?
    を読んでいたので、あまり新しい事柄が出てきたようには思いませんでしたが、忘れていたこともあったので楽しく読めました。

    ヒトの性には動物的な部分が数多く残されており、それが脳を肥大化させた人間の理性だけでどうこうできるものでない、と思うと男女の色恋沙汰にもちょっと距離をとってみることができるような気がしました。(そうなれるように願っている。)

  • ジャレド・ダイアモンドの本はいつでも興味深い。今回は、人間のセックスはなぜこんなにも奇妙なのか、という問いを投げかけ、私を仰天させた。男と女の役割とセックスのあり方に、実は人類の進化の秘密が隠されていたのだ。

  • 「人間の性はなぜ奇妙に進化したのか」のハードカバーの同じ本のようです

  • [ 内容 ]
    どの動物も、性のあり方がその社会のあり方を決定づけている。
    ゴリラはハーレムを作り、水鳥の多くは夫婦で子育てをする。
    ではヒトは―?
    ヒトは隠れてセックスをし、セックスそのものを楽しむ。
    ヒトの性は動物と比べればあまりにも奇妙に見える。
    この奇妙な性のあり方が、人間らしい社会を形作ってきたのではないだろうか。
    ヒトの性はどのように進化してきたのか、第一人者が挑むセックスの進化論。

    [ 目次 ]
    1 人間の奇妙な性生活
    2 男と女のいさかい
    3 なぜ男は授乳しないのか?
    4 セックスはなぜ楽しいか?
    5 男はなんの役に立つか?
    6 少なく産めば、たくさん育つ
    7 セックスアピールの真実

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 1 人間の奇妙な性生活
    2 男と女のいさかい
    3 なぜ男は授乳しないのか?
    4 セックスはなぜ楽しいか?
    5 男はなんの役に立つか?
    6 少なく産めば、たくさん育つ
    7 セックスアピールの真実

  • 図書館で。銃・鉄・病原菌が借りられていてなかったので同じ作者さんの本をとりあえず。解説で翻訳者が海外から取り寄せようとしたとき、タイトルでポルノ系と思われ輸入にひっかかった、と言う小話が面白かったです。

    人間の生殖行動を他の哺乳類と比べるとなかなかに特殊で面白い、と言う意味で「FUN」なんだろうな。確かに楽しい(笑)。そしてこの本を読むと古来より男性が狩猟に行くのは妻や子に獲物(動物性たんぱく)を持ち帰るからという大義名分がいかに嘘かという事がよくわかる(笑)釣った魚にエサをやらないのは人間がある意味動物だからなんだなあ〜とよくわかりました。と言うか当たり前のことなんですが。

    女性と男性の分かり合えなさと言うのは遺伝子の拡散と保存、さらに継続と言う点で投資の面からも負担の面からも全然価値観が違うという事もよくわかりました。そりゃあ対立するわねえ。
    そして今後、男性でも女性でも独り身でも子育てが楽になったらまた変わっていくんだろうな。数百年後には結婚と言う概念もなくなったりして(そのころまで人類が生存していたらの話ですが)
    利己的な遺伝子もきちんと読み直そうと思いました。あれ、どこかにあるはずなんだな、うん…

  • 利己的な遺伝子の読後だと内容が読みやすい。
    シングルマザーが多い理由とか得心。

  • ダーウィンが提唱した自然淘汰の概念から,さらに生殖行動を司る「性淘汰」が,人類においてどのように発達したのか,ジャレド・ダイアモンド博士が他の霊長類との比較を行うなど,広い観点から分析します.

    タイトルは過激ですが,(最近出された新刷ではタイトルが変わっていますが)中身はいたって真面目.でも読んでると愛とかよくわからなくなるかも.
    結婚制度はしょうもないなーと改めて思わされます笑

    子供を産むこと,育てること,男女の『結婚』戦略そして女性の閉経の理由などが実に独創的かつ説得力のある仮説を基に説明されています.

    この本を読んでいれば性差別的な発言の多くはなくなるだろうとも思います.おもしろかったです.

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著者プロフィール

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授
1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数。

「2019年 『危機と人類(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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