目で見るものと心で見るもの

  • 草思社
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本棚登録 : 30
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794208842

作品紹介・あらすじ

人は視覚だけに頼ってものを見ているわけではない。住み慣れた街であっても、歩き方しだいで旅にもできるのは、人が視覚だけではなく想像力を使って自らの視点を拡大したり縮小したりできるからである。そろそろ私たちは、すっかり萎えてしまった想像力をもう一度鍛えなおす必要がありそうだ。目に見える便利さや快適さの陰に隠れて見えなくなってしまって心の目でしか見ることのできない真に価値あるものに光をあててみようと思う。本書は「便利なもの、不便なもの」「見えるもの、見えないもの」「快適なもの、不快なもの」「似ているもの、似ていないもの」「大きいもの、小さいもの」「変わるもの、変わらないもの」をとりあげ、それぞれをテーマに、気鋭の学者・作家・文化人三十人がエッセイと対談で、今という時代と私たちの足下を見つめ直した楽しい読みものである。

感想・レビュー・書評

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  • 資料番号:010119154
    請求記号:041/メ

  • 「便利」の究極の目標ってなんだろう 村松貞次郎対談 バーナード・クリッシャー対談. 便利から遠く離れた優雅な生活 川口マーン恵美著. オーケストラは不便がお好き? 茂木大輔著. 「コンビニエントな人生」を哲学する 池田晶子著. 見えないものがこの世界を支えている 杉浦康平対談 杉浦日向子対談. 数寄の空間に古代人の理想郷が見える 宮上茂隆著. 地図の余白に世界を夢見て ジェイムズ・カウアン著. 見えないものを見ようとする「虫屋」の情熱 岡田朝雄著. 人工的な快適さと引きかえに失った贅沢 川田順
    抄録 目に見える便利さや快適さを求めても得られない真に価値あるものとは。エッセイと対談で、気鋭の学者・作家・文化人30人が、今という時代を改めて問い直す。

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著者プロフィール

谷川俊太郎(たにがわ しゅんたろう)
1931年、東京生まれ。父に、哲学者・谷川徹三。現在の東京都立豊多摩高等学校を卒業し、1948年頃から詩作の活動を開始。1952年第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で多岐に渡る活躍を続けている。
翻訳については、ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』や『スイミー』、ゴフスタインの絵本の数多くを手がける。詩集に『ことばあそびうた』、『みみをすます』、『日々の地図』、『はだか』、 『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』、『ひとり暮らし』、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』、詩集に『シャガールと木の葉』、『すき』、『詩の本』、『トロムソコラージュ』など。
萩原朔太郎賞、鮎川信夫賞、三好達治賞、朝日賞など多くの受賞歴がある。

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