銃・病原菌・鉄〈上巻〉―1万3000年にわたる人類史の謎

制作 : 倉骨 彰 
  • 草思社
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レビュー : 343
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794210050

感想・レビュー・書評

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  • 評判の良さそうな本だったので読んでみたが,思っていたほどすごいとは感じなかった.個人的な感覚かもしれないが,断定して議論を進めるところが鼻について仕方がなかった.本当にそうなの?,と.読んでいてつらいので下巻は読まない.

  • なるほど、とただただ頷くばかり。

    どうして西洋文明が隆盛を誇ったのか。
    確かにそれは素朴な疑問であり、ぜひとも解決すべきテーマだと思う。

    それに体する答えが、本書で示されたわけだが、
    その答えはなるほど、そういうことか、と思わされるものだった。

  • 資料番号:010112464
    請求記号:204ダ

  • 地球上に住まっている様々な人々、遥か昔、アフリカの地からあちらこちらへと散らばっていったアウストラロピテクス・ルーシー(まあ諸説あるけれど)の子孫達は、現在あくまでも貨幣経済の価値基準からするとそこには千差万別の「人類」が存在し、「持てるもの」と「持たざるもの」との間には歴然たる差が存在する。

    どうしてなのだろう?著者はニューギニアの才長けた友人にそう問われてもう一度、体系化した解答を作らんとする。決定的なファクターは何だったのか。それはどう作用したのか。結果として何が失われ、何が得られたのか。素晴らしく軽妙かつ説得力のある語り口で何万年もの時が語られる。上下二巻とそこそこのボリュームがあるものの、ちっとも退屈しないで読了できた。

    著者は人類の現状の決定要因をシンボライズするものとして、「銃・病原菌・鉄」の三つを挙げた。これは現在の「先進国」と「後進国」を分割した歴史上の決定的な事実「ピサロのアタワルパ捕獲(=スペインによるインカ帝国の滅亡)」に大きく作用したものだ。

    もしインカの人々が銃を持っていたら
    もしインカの人々にヨーロッパの病原菌に対する免疫があったら
    もしインカの人々に鉄(製の武器)があったら

    歴史にifは禁句だが、少なくとも思考する価値のあることがらだろう。
    著者は本来進化生物学、生物地理学を専門とするが、その分析手法は裾野の広い、とても潤沢な知識に基づいたものだ。こういう本を是非十代のうちに読んでおくべきだと思う。くだらない排他主義、差別主義に陥らずに済むだろう。(下巻に続く)

  • なぜ人間は五つの大陸で異なる発展を遂げたのか?人類史の壮大なミステリーに挑んだ話題の書!(帯から)

    太古の歴史を考察することで人類史に大きな影響を与えたものはなにかを見つけ出そうとする内容。
    筆者はまず一万三千年前からスペイン人とインカ帝国の激突までの歴史からタイトルになっている「銃(を作れる技術)・病原菌・鉄(を大量利用できる政治体系)」をキーワードとし、なぜそれらに違いが出来たのかをより詳しく考察する流れになっている。

    人類史の「なぜ」を壮大な規模で考える意欲的な本。

  • 一ヶ月かけて読み終わり。まだ上巻だけど。
    現在の世界の格差、その発端はタイトルの3つの要因があるという話。
    その三つの要因がどうして、地域によって発展したりしなかったりを、どんどん掘り下げます。
    スケールの大きい話なので、なんどか読み直したいです。

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  • 知的。著者のような人とおしゃべりすると、さぞ楽しいだろうと思う。

  • クドい。半分以下の分量でお願いしたい。下巻を読むのは止めよう。

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著者プロフィール

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授
1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数。

「2019年 『危機と人類(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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