地獄は克服できる

制作 : フォルカー ミヒェルス  Hermann Hesse  Volker Michels  岡田 朝雄 
  • 草思社
3.85
  • (10)
  • (3)
  • (14)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 95
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794210258

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 精神的な苦痛に悩まされる生活を送るヘッセの、より肉声に近い文章が収められている。
    大作「シッダールタ」に纏わる葛藤や、日常の些細な現象に対するヘッセの視点からの考察、そして批判や否定に対する感性、現代への懐疑。
    感性に訴える言葉がこの本にはいくつもあった。苦しみは逃げるべきものではなく、味わうべきもの。苦しみがつのって耐えられなくなった時、なすべきことは前進すること。さまざまな言葉が、自分の助けになると思う。
    精神的に息詰まった思いを抱える人は一度読んでみると得るものがあるはず。

  • 人生で何度も精神的に大きな苦しみを抱えたヘッセ。慰めを得たいとき、そばに誰も見出せないとき、混沌の中へ迷い込んだときに。
    苦しみを超える最短の道は、苦しみのただ中を抜けること。
    「地獄に向かって突進しなさい。地獄は克服できるのです」

  • ヘッセの短編集、苦しみは逃げずに味わえばいい。

著者プロフィール

ヘルマン・ヘッセ(Hermann Hesse)
1877~1962年。ドイツ、バーデンヴュルテンベルク州生まれ。詩人、作家。1946年ノーベル文学賞受賞。代表作に『青春彷徨』(『郷愁』)『車輪の下』『デーミアン』『シッダールタ』『荒野の狼』『ガラス玉遊戯』などがある。

「2019年 『文庫 愛することができる人は幸せだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ヘルマン・ヘッセの作品

ツイートする