- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794210968
作品紹介・あらすじ
AかBかの選べる答えを求め、自分で考えようとしない子供たち。メールや携帯電話は大好きでも、他人と直接まじわることは嫌がる若者たち。情報は力なりと唱えつつ、膨大な情報に翻弄される大人たち…。コンピュータと人間とのバランスがおかしくなっている-この問題をさまざまな側面から考察する。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
以前も読んだはずなのに記録が残っていなかった。
スマホもまだなかった時代の警鐘、まったくそのとおりになっている。
日本とアメリカでは環境等が異なる面もあるにはせよ、ますますエスカレートしていると言ってもいいのかも知れない。
小学校でプログラミングの必修化とか。 -
終始一貫、ここまでコンピュータはダメ、ダメと言い続けている本も珍しいのではないでしょうか。私も、息子たちにはコンピュータを触らせるつもりはありませんが、それにしたって、ここまでダメって言われると、かえって良い面もあるんじゃないのと反論したくなります。
どちらにしても、出版からそれなりに月日が流れてますので、状況は少し変わってきているように思いました。 -
残念ながら絶版。邦題が悪すぎる。「カッコウはコンピュータに卵を産む」でハッカーとの対決(実話)を飄々と描いた、あのクリフォード・ストールの書籍の日本語訳とは誰も気付かない。気付くわけがないw
-
「カッコウはコンピュータに卵を産む」や「インターネットはからっぽの洞窟」でおなじみの著者による本です。
邦題のひどさには目を覆いたくなるものがありますが、内容的にはあらゆることにコンピュータ化を推進することに疑問を投じていて、コンピュータへの関わり方について考えさせられる本です。 -
著者には他に2冊のベストセラーあり。
家は人間の数よりパソコンの数の方が多いけど、確かになあと思う。
ITリテラシーなんて生きていく上ではなんの足しにもならないんだよなあ。
http://chatarow.seesaa.net/article/122421950.html -
今になって考えてみると,20世紀のコンピュータの話だね。
当時の書評にも「コンピュータは便利な道具でしかない」って偉そうに書いている人がいるけど,そんなの当たり前じゃん。 -
分類=電磁波・VDT・ゲーム脳・コンピュータ・子供。01年11月。
-
タイトルだけを見ると、コンピュータをろくに使ったこともない著者が、偏見と感情的な反対論を書き連ねたものだと予想する方は多いと思います。
が、この本の著者は長い間コンピュータやインターネットをバリバリに使っているプログラマーであり、そういう立場からでも、こと「子供の教育」という分野に限っていえば、コンピュータがいかに有害であり無駄なものであるかを訴えたものです。
「コンピュータを使って楽しみながら勉強する」「遊び心を刺激しながら、自分のペースで学習する」といった言葉が幻想に過ぎないということを再確認させられました。
このようなページにアクセスされるからには、あなたもコンピュータやインターネットに対して人並み以上の知識とスキルをお持ちなのだと思われますが、そういう方にこそ、ぜひ読んでいただきたい名著です。