殿様と私

著者 :
  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211088

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  • 昭和22年、太宰治の「斜陽」が発表され、斜陽族という流行語が生まれたとか。華族の没落を描いた作品です。当時、華族は五百家ほどだったと。榊原喜佐子氏の「殿様と私」、2001.11発行です。「徳川慶喜家の子ども部屋」では、幼時の思い出と戦前の華族の生活が描かれてました。本作は著者の後半生、昭和15年、19歳で越後の榊原家第16代当主に嫁してからの半生(結婚、夫の出征、出産、敗戦、そして戦後)を回想したものです。沢山の写真が添付されていて、内容の理解に大いに役立っています。榊原家は徳川四天王の一つだったそうです

著者プロフィール

1921(大正10)年、東京小石川第六天町の徳川慶喜家に一男四女の三女として生まれる。父は慶久、母は有栖川宮家から嫁した実枝子、姉は高松宮妃殿下喜久子様。女子学習院を経て、1940(昭和15)年、越後高田藩の元譜代大名、榊原家の第16代当主、榊原政春氏と結婚。一男一女を授かる。2013(平成25)年、逝去。著書に『徳川慶喜家の子ども部屋』『殿様と私』『大宮様と妃殿下のお手紙 古きよき貞明皇后の時代』などがある。

「2020年 『榊原喜佐子遺歌集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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