からくり民主主義

著者 :
  • 草思社
3.49
  • (12)
  • (23)
  • (37)
  • (3)
  • (3)
本棚登録 : 169
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211361

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 「沖縄の米軍基地反対」「諫早湾のムツゴロウを守れ」「原発反対」…ニュースなどで見聞きすると、「当事者である人々が賛成なり反対なりある一定の立場から発している(シリアスな)主張なんだなあ」と思えることばが実は全然現場の総意でなかったり、そもそも現場は反対派vs賛成派という単純な図で描けるものではなかったり、といったルポ。「原発反対」みたいな主張は中央マスコミ向け国レベルの話であって、実は「村」レベルではね…という視点で取材されている。村、いっぱい出てきます。上九一色村のオウム事情とか、青木ヶ原樹海ふもとの村ではよそからの自殺者はどう思われているかとか、皮肉で面白い。後書きが村上春樹。【2005.10.30】

  • そろそろ売る予定。

  • 以前何かの書評で絶賛されていて、書店で見かけたとき立ち読みもせずに買ってしまった。失敗。新しい視点を模索する姿勢は買うが踏み込みが浅すぎて読んでてイラつく。

  • なぜか村上春樹が帯と解説を書いてて、目に留まって読んだ。最近"R25"で《結論はまた来週》を連載中。この人の文章が好きなのは、どうだ俺が暴いてやったぞ的な勢いが全然ないところ。世の中ってこんなもんだよなぁ、といい意味で諦めさせてくれる(笑)。表の現実も裏の現実も、どっちも、その世界に属する人たちにとっては普通のこととして書いてる。文章、特にノンフィクション系って距離感が大切なんだけど、この人のスタンスはなんかマネできないけどマネしてみたい。

  • 樹海の自殺者についての章は、ブラックユーモアに満ちていた。

全37件中 31 - 37件を表示

著者プロフィール

ノンフィクション作家。1961年、横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒。テレビ番組制作会社勤務を経て、作家に。開成高校野球部の奮闘を描いた近著『弱くても勝てます』がベストセラーに。
『ご先祖様はどちら様』で小林秀雄賞受賞。

「2015年 『損したくないニッポン人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋秀実の作品

ツイートする