アメリカはなぜヒトラーを必要としたのか

著者 :
  • 草思社
3.93
  • (6)
  • (2)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 51
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211538

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 反共の砦にナチを利用したのか!
    強かだ!米国!
    お陰様で、ソ連崩壊!

    次は支那を壊すのかな?

  • 2010年10月13日

    装画/宇野亜喜良

  • どれだけ共産主義が嫌いなんだアメリカ!というのが、全体を通した一番の感想です。兎にも角にも反共反ソ。親独でも親ユダヤでも、自分ところ(会社だったり国家だったり、身の上だったり)の利益の為なら妥協も変節もしちゃうというのに、反共だけは曲げません。何故だ…

  •  ナチス・ドイツというファシズム国家を誕生せしめたのはアメリカだった、という衝撃的な内容。一読して、日本人の発想では欧米に太刀打ちできないことを痛感させられる。清濁併せ呑むレベルを軽々と凌駕している。政界と経済界との利益が一致しない時、表の歴史は動く。だが、裏の歴史を牽引しているのは経済界だ。国益とは経済の異名である。国益という大義名分のもとで、政治は経済に膝を屈する。歴史を経済で読み解けばこれほどすっきりするというお手本のような一冊。

     <a href="http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090802/p2" target="_blank">http://d.hatena.ne.jp/sessendo/20090802/p2</a>

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

菅原 出(すがわら・いずる)
国際政治アナリスト・危機管理コンサルタント
1969年生まれ、東京都出身。中央大学法学部政治学科卒業後、オランダ・アムステルダム大学に留学、国際関係学修士課程卒。東京財団リサーチフェロー、英危機管理会社役員などを経て現職。合同会社グローバルリスク・アドバイザリー代表、NPO法人「海外安全・危機管理の会(OSCMA)」代表理事も務める。著書に『外注される戦争』(草思社)、『戦争詐欺師』(講談社)、『秘密戦争の司令官オバマ』(並木書房)、『「イスラム国」と「恐怖の輸出」』(講談社現代新書)などがある。

「2020年 『米国とイランはなぜ戦うのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

菅原出の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×