ピョートル大帝の妃―洗濯女から女帝エカチェリーナ一世へ

著者 :
  • 草思社
3.63
  • (3)
  • (1)
  • (3)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 28
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794211644

作品紹介・あらすじ

十八世紀はロシアにとって女帝の時代だった。初めての女帝エカチェリーナ一世から、有名なエカチェリーナ二世まで四人の女帝を輩出したのである。その先鞭をつけたのが本書の主人公エカチェリーナ一世である。ソ連時代は皇帝の伝記は限られたものしか刊行が許されなかったこともあって、エカチェリーナ一世の伝記はいまもない。著者は亡命ロシア人が多くいたパリの古書店で革命前に刊行された文献を渉猟し、本書を書き上げた。ヴェールを脱いだエカチェリーナ一世はまことに魅力に富んだ女性で、読むものを引きつけずにはおかない。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • タイトルから見ると、もちろん主役は女帝エカチェリーナ一世だが、ピョートル大帝や、その他大勢の登場人物の立場や気持ちがとてもわかりやすく、面白く描かれている。

    ピョートル大帝から女帝エカチェリーナ(エカテリーナ)二世まで、8人の皇帝がいるが、そこに行き着くまでの、周囲のさまざまな人間の想いが本当によくわかるのだ。

    新しい皇帝を利用して、娘を嫁がせようとして、あれこれやってみて、結局失敗したり。

    うまくいけば、皇帝のそばで活躍できるが、うまくいかないと幽閉されたり流刑されたり。

    その皇帝だって、非常に危ない位置にいる。

    また、人の心は簡単に変わる。

    そんな中で、エカチェリーナ一世は、本当に心の温かい、周りと情で繋がれる女性であったと、読み終えて改めて感じた。

    http://nagisa20080402.blog27.fc2.com/blog-entry-214.html

  • 面白かったです。

  • 鯨飲馬食の命懸けの宴にビックリ!
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/9316083.html

  • 下女からピョートル大帝の妃となった、エカチェリーナ一世の伝記小説娘のエリザヴェータ[お金が潤沢にあり、宴会、舞踏会、狩りがあり、毎日が楽しければそれで十分]ってヒデー…

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ロシア語通訳・翻訳家。リヒテルの通訳を27年務めた他、ムラヴィンスキー、ボリショイ・オペラ、モスクワ芸術座などの通訳、「石の花」「僕の村は戦場だった」など映画の字幕翻訳を手掛ける。著書に「ピヨートル大帝の妃」「ロマノフの徒花」「ムラヴィンスキーと私」(いずれも草思社刊)がある。

「2015年 『文庫 リヒテルと私』 で使われていた紹介文から引用しています。」

河島みどりの作品

ピョートル大帝の妃―洗濯女から女帝エカチェリーナ一世へに関連するまとめ

ツイートする