人生、しょせん運不運

  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794213013

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  •  古山高麗雄(ふるやま こまお)さん(1920~2002)、初読みです。芥川賞作家。「人生、しょせん運不運」、2004.4発行。自伝とも遺言ともいえそうな作品です。人は年を取ると、最近のことは忘れて、遠い昔のことばかり思い出す。思い出すことは物を思うこと。生きてるうちは、人は物を思う。思うということが生のあかし。

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著者プロフィール

古山 高麗雄(ふるやま・こまお)
1920年、朝鮮新義州生まれ。2002年没。旧制第三高等学校文科丙類中退。42年に召集され、東南アジア各地を転戦。47年復員。河出書房など出版社勤めを経て、雑誌「季刊藝術」の編集に従事。70年『プレオー8の夜明け』で芥川賞、94年『セミの追憶』で川端賞、2000年『断作戦』『龍陵会戦』『フーコン戦記』の戦争文学三部作で、菊池寛賞受賞。

「2021年 『文庫 人生、しょせん運不運』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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