あたりまえだけど、とても大切なこと: 子どものためのル-ルブック

  • 草思社
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感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794213204

感想・レビュー・書評

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  • 子どもだけでなく、大人も読んだ方がいい!

  • ルール42 「学校に〈ドリトス〉を持ってこない」
    読むまで、何のことやら?と思いました(笑)。

    タイトルの「あたりまえ」のルールももちろんたくさんありましたが、やり方が時に行き過ぎ? 時に子供っぽすぎる? と感じることも。とはいえ、熱意と信念が固く、リーダーシップがあって、個性的で子どもの記憶に強烈に残る先生、子どもの将来に大きな影響を与える先生であることは間違いないと思いました。

  • どんな子供も大人の接し方ひとつで変わるのだと信じさせてくれる。特に落ち着きがなかったりクラスが崩壊している状況でも『あたりまえだけどとても大切なこと』を教えてあげることでいい方向に導くことができるのかな。学校の先生に読んでほしい!

  • 子供だけでなく大人にも言える大切なこと。教育の大切さと(小)学校の先生の大変さは万国共通であると感じた。

  • "子どもも大人も大切にしなければならない社会生活をおくる上でのルール集。
    学校の先生の間では読まれている本なのかもしれません。子を持つ親も一読をお勧めします。"

  • 小学校の先生と親に役立つ本!!

  • 久しぶりに? 教育系の本を読んだ。(図書館で惹かれて)
    チョコクッキーのご褒美などの「飴とムチ」作戦など、日本の実情にあわないところもあったけれど、勉強になることも『50のルール』のなかにたくさんあった。

    例えば、「質問されたことは答えた後に、同じことを質問仕返す。それが相手(自分がこども、相手が大人でも)への礼儀」というのはすごく感心した。
    息子が聞かれたことには答えているけれど、という場面を見ていたので。
    また、男女関係にも言えるかも。
    自分のことばかり話すのではなくて、相手への関心を示すって大事なことだと思う。

  • チェック項目5箇所。わたしが真っ先に子どもたちにいうのは、何があっても人の意見を笑ったり茶化したりしてはいけない、ということだ、どの子も何かクラスに貢献できるものをもっている、人の意見に賛成しないのはかまわない、あらゆることで全員の全員の考え方が一致することはありえないのだから、ただし、気持ちの伝え方には正しい伝え方と正しくない伝え方があることを指摘しておく。人に何かもらったときには、必ず「ありがとう」といおう、きみたちがわたしから何かを受けとり、三秒以内に「ありがとう」といわないときには、わたしはその何かを取りかえす、感謝の気持ちを見せないことにいいわけは許されない。だれかがわたしやほかの先生に叱られているときには、その人のほうを見ないこと、自分が叱られているところをじろじろ見られるのは、だれだっていやなはずだ、だから、人が叱られているときにも、そちらを見てはいけない、ただし、きみがわたしに叱られているときにきみをじろじろ見る人がいたとしても、その人に腹を立てたり、文句をつけたりするのはやめよう、そういうときには、わたしにいうこと、わたしがなんとかするから。たとえば、ある子どもがわざといちばん小さなピザやブラウニーを取るのに気づいたときには、全員が自分のぶんを取ったあと、もう一度その子のところに戻り、もうひとつ取らせることにしている、最初に取ったのはとても小さなかったから、という理由で、この方法はとても効果がある、しばらくすると、ほとんどの子どもが自分より他人を優先するようになるものだ。どれほど悪いことが起きようと、いつも自分が成長して、自分のなりたい人間、他人がまわりにいてほしいと思う人間になるための努力を忘れてはいけない、外的な要因で自分の人となりを変えたり、なろうとしている人間になるのを妨げられたりしないことが大切だ。

  • 小学生以上の子供を持つ親が対象。
    先生目線。
    参考になることが多いが、どこまでやるのか。

  • 学校はもちろんのこと、社会生活を送る上での基本的なルールが50個紹介されている。
    訳者いわく、本来55個のルールだが、日本にそぐわないものを5つ削ったとのことだ。
    そうはいっても、日本の学校で著者と同じようにふるまうのは難しいな…と感じる指導法もしばしば見られた。
    けれども、ルールそのものは至極全うなもので、日本の学校の実態に即して、身につけるよう指導するのは可能だと思う。
    その他、著者は学級運営において非常に有能な教員であり、小学校のような担任王国を作りやすい場に適しているようだ。
    とりあえず、当たり前なこのルールたちを今週の学年集会で紹介したいと思う。

著者プロフィール

ノース・カロライナ州出身。大学を卒業後、各地を冒険旅行したのち、1995年から小学校教師となる。学習や行動に問題をかかえる生徒の多い学校、なかでもハーレムの底辺校から優秀児を輩出し、目覚ましい成果をあげる。2001年、28歳のときに、ディズニー社主催「全米最優秀教師賞」を受賞。現在はアトランタに住み、各地で講演活動等もおこなっている。2003年に出版した『あたりまえだけど、とても大切なこと』は、100万部を超え、世界的なベストセラーとなっている。

「2016年 『ムーブ ユア バス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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