だれが源氏物語絵巻を描いたのか

著者 :
  • 草思社
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本棚登録 : 13
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794213419

作品紹介・あらすじ

現存する最古の絵巻、国宝・源氏物語絵巻。その絵も書も繊細で美しいが、じつに不可思議な点がある。きわめて高度な技法に混じって、子どもが描いたかのような描写も見られるのだ。当時、これほど贅をつくした絵巻をつくるのならば、専門絵師の集団もいたはず。では、一体なぜこんなことになったのか。源氏絵巻をつくった集団とは、どんな人々だったのか。画期的なアプローチから、通説をくつがえす制作者像が浮かび上がる-。源氏絵巻のあらたな魅力に光をあて、日本美術史上の大いなる謎に迫る衝撃の書。

感想・レビュー・書評

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    ── 皆本 二三江《だれが源氏物語絵巻を描いたのか 20040925 草思社》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4794213417
     
    (20160607)
     

  • 源氏物語と挿絵はセットで、世に出回っていたものと思っていました…。んなわけないと思い知った次第です。国宝・源氏物語絵巻がいつ誰によって、どのように作られたかを、絵で男女の性差を研究してきた著者様により推定していく一冊。男はこう、女はこうという決めつけに関し、現代のサブカルに慣れた身としてはどうかな?と思うところもありましたが、へぇと思うところも。この本が発行されたのは2004年。でも最近になって「柏木(三)」の描き直し跡の新聞記事を見ました。解釈はまるで異なってましたが。その辺りはどうなんだろう。

  • 現存最古の絵巻、国宝・源氏物語絵巻。絵も書もじつに繊細で美しいが、その一方、なんとも不可思議な点がある。きわめて高度な技法に混じって、子供が描いたような表現が見られるのだ。絵巻が制作された平安後期には、高い技量をそなえた専門絵師の集団もいたはずなのに、なぜ?...

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著者プロフィール

1926年生まれ。武蔵野大学名誉教授。東京藝術大学美術学部工芸科漆芸専攻卒業、同専攻科修了。美術教育の立場から造形表現における男女の性差を研究。著書に『絵が語る男女の性差』(東京書籍)、『だれが源氏物語絵巻を描いたのか』(草思社)、編著書に『0歳からの表現・造形』(文化書房博文社)など。

「2017年 『「お絵かき」の想像力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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