最後の錬金術師カリオストロ伯爵

著者 : イアン・マカルマン 藤田真利子

• 草思社 (2004年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

君主たちが競って招き、司教たちが恐れ、医師たちが憎み、女たちが憧れた稀代の魔術師-。フランス革命前夜のヨーロッパ社交界で、その名を轟かせたカリオストロ伯爵。シチリアのごろつきだった男は、いかにして王侯貴族を手玉にとる「伯爵」に変身したのか?錬金術師、医師、預言者、詐欺師、フリーメイソン会員といくつもの顔を自在に使い分け、「理性と啓蒙の時代」18世紀を妖しく彩った男の生涯を追う。

感想・レビュー・書評

[osawatさんの感想 · 2020年2月14日]

　怪人物

著者プロフィール

イアン・マカルマン(Ian McCalman)
シドニー大学歴史学特任教授。王立歴史協会、オーストラリア社会科学アカデミー、オーストラリア人文科学アカデミーの研究員であり、オーストラリア国立大学人文科学研究センターの所長も務めた。Darwin’s Armada: how four voyagers to Australasia won the battle for evolution and changed the world (2009)、The Reef : A Passionate History (2013) など著書多数。

「2019年 『文庫 最後の錬金術師 カリオストロ伯爵』 で使われていた紹介文から引用しています。」