文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

制作 : 楡井 浩一 
  • 草思社
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レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214645

感想・レビュー・書評

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  • イースター島社会の崩壊、現代社会との共通性
    森林破壊が異常なほど激しく進行、人口の90パーセントが減少
    先祖伝来のモアイ像が島民自身の手で倒された、
    ロシア・ルーマニアのスターリン・チャウシェスクの像

    宇宙から孤立した地球のメタファー、原発事故、核戦争を想起させる

    環境問題と人口問題が戦争と内乱の増加につながった。

    貧しい国からの不法移民が、裕福な国という名の超満員の救命ボートに押し寄せる   

    ノルウエー領グリーンランド 450年の歴史、カルザス農場の最期の光景

  • 【文明崩壊8つの要因】を幾つかの文明を例に書き綴られています。
    現在の地球が抱える様々な問題と、例として挙げられている文明崩壊に至るプロセスが重なって見えます。栄華を誇った文明が、環境の変化に気づくことなく徐々に衰退していくプロセス。そして、最後のきっかけを作った要因。
    「現代文明が今後も限りなく発展し続けていく事が当たり前」という認識が揺らぐ本作品。

    下巻でどの様な理論を展開されるのか楽しみです。
    また、
    「文明の最後の一人が、何を思い海を眺めたのか。」
    「最後の一本残った木を切った時、何を思い切ったのか。」
    など、答えは永遠に出ないけれど、凄く情緒的な描写が幾つかあったのが印象的でした。

  • 松本さんからのお勧め♪
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  • 環境破壊が進むアメリカのモンタナから、イースター、アサナジ、マヤ、グリーンランド…森林を失い貿易が途絶え戦乱に沈む文明。ナウシカ原作の大海嘯後、戦乱で崩壊したエフタルもきっと…。下巻はさらに恐そう。超身近な中豪日の話らすい。

  • 幾度と無く世界各地で文明が生まれては廃れていったが、環境、人種、言語など様々な観点や過去の歴史から考察がされてあり、分かりやすいです。知らないことが多く、前作に引き続き楽しめた。

  • プロローグ ふたつの農場の物語
    第1部 現代のモンタナ
    第2部 過去の社会

  • 勝間フレーム32にて紹介、繁栄が滅亡につながるという図式がある、滅亡を防ぐ方法を5つの要因から提起、環境被害、気候変動、近隣の敵対集団、友好的な取引相手、環境問題に対する社会の対応

  • 組合図書

  • 銃・病原菌・鉄に続く、シャレド=ダイアモンド博士の著書。

    はじめのモンタナの話は、だから??という話のような気がしながら読んでいましたが、次のイースター島の話はいたたまれない感じがしました。

    さらに、ビトケアン島とヘンダーソン島の全滅の話は、ひどい話ですが、筆致が鮮やかでした。

    加えて、自分自身が全く知らずに驚いたのが、グリーンランド島におけるノルウェイ人の全滅の話。
    後知恵で読む人は、魚でも食べればいいじゃん、イヌイットと交易すればいいじゃん、と思うのですが、そうもいかなかったのでしょう。

    とりあえず、上巻は読みましたが、最後の一行は身につまされる一行でした。

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著者プロフィール

ジャレド・ダイアモンド
1937年生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校。専門は進化生物学、生理学、生物地理学。1961年にケンブリッジ大学でPh.D.取得。著書に『銃・病原菌・鉄:一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎』でピュリッツァー賞。『文明崩壊:滅亡と存続の命運をわけるもの』(以上、草思社)など著書多数。

「2018年 『歴史は実験できるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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