文明崩壊 滅亡と存続の命運を分けるもの (上)

  • 草思社
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レビュー : 84
  • Amazon.co.jp ・本 (440ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794214645

作品紹介・あらすじ

盛者必衰の理は歴史が多くの事例によって証明するところである。だがなぜ隆盛を極めた社会が、そのまま存続できずに崩壊し滅亡していくのか?北米のアナサジ、中米のマヤ、東ポリネシアのイースター島、ピトケアン島、グリーンランドのノルウェー人入植地など、本書は多様な文明崩壊の実例を検証し、そこに共通するパターンを導き出していく。前著『銃・病原菌・鉄』では、各大陸における文明発展を分析して環境的因子が多様性を生み出したことを導き出したが、本書では文明繁栄による環境負荷が崩壊の契機を生み出すという問題をクローズアップしている。ピュリッツァー賞受賞者による待望の書。2005年度全米ベストセラーの全訳である。

感想・レビュー・書評

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  • 10.10.9 落合氏蔵書

  • 内容は衝撃的だった。環境経済学を勉強し始めたのもこの本が影響している。

  • 前半は滅亡した文明史であり、退屈。
    後半は現代史であり、興味深い。人口圧力が環境破壊、ひいては、虐殺を招く要因のひとつなど。

    ジャニス 集団思考 ケネディ大統領が学んだもの

  • 歴史
    社会

  • イースター島やマヤ文明が滅亡理由は、ロマンチックな話ではなく、人間が生きていくための必然的な環境破壊と気候変動だった。宇宙人説とか聞いたことがあるけど、ここまでしっかりした形で滅亡の過程を描いてくれている本は初めてだ。なかなか興味深い。


    以下注目点
    ・イースター島がかつては人口密度の高い豊かな土地で、モアイ像を建てられるほどの力のある社会だっとは驚き。そしてその崩壊の理由が人間が生活することにより必然的に起こる環境破壊が原因だったとはさらに驚きである。その終末は人肉食に陥るという無残な事実も認識した。
    ・古代マヤの崩壊した原因は、戦争と干ばつ。食料の供給と輸送に限界があり、小国が乱立。
    ・グリーンランドが崩壊した理由の一つは、権力が集中し、危機的状況にあっても、権力者のための行動が優先されたことにあったから

  • 【要約】


    【ノート】
    ・小川さんのオススメ

  • 面白いけど、説明がクドイ。
    イースター島のモアイって思ったより最近だったんだね。知らんかった。

  • まあまあかな

  • 文明が崩壊する原因を、環境破壊など5つの要因の枠組みで分析。環境が良好な時代に人口を増やし、環境が悪化するとそれを支えきれずに文明が崩壊する。現代に潜む想定外のリスク。

  • 過去の文明はなぜ崩壊したのか。その理由を探り未来へ生かそうとする試みである。考古学や生態学の成果を生かしてイースター島、マヤ、グリーンランドなどの衰亡を緻密に描き出す。まるでその場にいるような迫力だ。

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著者プロフィール

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授
1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数。

「2019年 『危機と人類(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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