- Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794215383
感想・レビュー・書評
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途中、くどかったり、
日本国外の事例で現実感ない例もあるにはあるが、
なるほど、と思うところアリ。
思わせぶりな題名よりは、真面目な内容。
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些細な見逃し、設計・開発レベルでのミスが累積して安全マージンをなくしてしまうのが非常によくわかる。
本当に些細なことで大規模な事件が起こっている様を見ると、自分自身も注意していかなければと思う。 -
長い邦題だが原題は「INVITING DISASTER: Lessons from the Edge of Technorogy」。多くの現場で取材を重ねて調査された豊富な事例をもとに、様々な事故の原因をパターン化して解説してくれる。タイトルに Lessonsとあるように、安全教育の教科書か副読本にふさわしい一冊だ。
ドキュメンタリー風に書かれた実例はどれもドラマチックで読み物としても面白い。これを読んだからといってすぐに何かが変えられるわけではないものの、大規模なマシンを前にした時(または内部に入った時)、ふと思い出して自分の行動を検証する拠り所にはなるだろう。
残念ながら原著が書かれたのは2001年のため、2005年4月に起きたJR西日本の脱線事故には言及されていない(日本の事故では東海村の臨界事故に触れられている)。この著者だったらあの事故をどう読み解いてくれたか、ぜひ聞いてみたかったところだ。 -
高度にハイテク化した世の中だが、操作員のミスで簡単に大事故になってしまうのは周知の事実。なぜ、こうした人災が起きるのか、欧米を中心に多数の実例を上げながら検証していった本。飛行機に乗るときは座席を数えるようにするなど、実践できそうな話も多い。非常に参考になる本
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様々なケースが載っているのは素晴らしい.訳が悪いのか原文が悪いのか読みづらい... 事故が起きないことはない
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答えは「何もしていなかった」もしくは「追い込まれて平常心を失った」。
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色々な事故が起こる度に他人事ではないと思ってしまう。
ほんの小さなミスや思い込み、認識不足が巨大になり過ぎたシステムに於いては大変な事故に繋がる。色々と考えさせられた。