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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794216090

感想・レビュー・書評

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  • 地図で読む世界情勢 第1部 なぜ現在の世界はこうなったか ジャン-クリストフ ヴィクトル/ヴィルジニー レッソン/フランク テタール / 草思社

    フランスで人気のテレビシリーズを本にしたものらしい。
    ビジュアルが非常に良い理由がそれで分かった。

    おそらく著者は、日本の池上彰さんみたいな位置づけなのであろう(想像)
    世の中でおこっていることをできるだけわかりやすく説明するというコンセプトである。

    この本は見ていて楽しいシリーズである。
    こういう本が社会の教科書であればもっと子供も興味を持つのではと思う。

    シリーズをまとめて一気読みしたので、重複する内容が出てきたのはしょうがないか。
    テレビシリーズということもあり、紛争のパートで中東やバルカン半島などの地図は、どうしても外せないのであろう。また2年も経過すれば、新しい事情も発生しているということもある。


    結局、世界は今も紛争地域が非常に多いことが実感できる。
    日本は全く蚊帳の外であった。
    まあ今、尖閣諸島問題で多少中国との関係でホットになりつつあるとは思うが。

    経済面でこれほど密接に日中間が結びついている中で、日本のメーカーも痛い目に遭っているのであろうが、中国サイドも結構返り血を浴びているのではと思う。
    それでもやっぱり経済交流は低下していくのだろうか。


    ■この本の意義
    ・フランス人による世界観がよくわかる。
    ・外国の本というと、とかく米国発でハーバードだのイエールだのランド研究所だのMITだのから発せられるが、実は欧州からの発信物で日本で翻訳されている良本は非常に少ない。本書のシリーズはその貴重な本である
    ・テレビシリーズをベースに書かれているため、ビジュアルがわかりやすい。

    おすすめです。

  • 【要約】


    【ノート】

  • おすすめ度:80点

    さまざまな枠組みで行った「地政学の旅」をすることで、あらためて「地図の力」を知らされる。
    どの国、どの地域にも、歴史的、地理的、文化的背景があり、何らかのイデオロギー集団に含まれているからこそ、世界とそれを動かしているものが見えてくる。
    カリーニングラードといった一部の関心しか惹かない小さな場所も取り上げられており、これらの地点から社会、国家、経済のつながりが理解できた。
    やや異質な地図を用いて説明される「中国・天の下の国」の章はとても興味深かった。

  • アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジアの主に近代以降の領土紛争について、カラーの地図を使って分かりやすく説明している。んだけど、私にはどうも合わなかった。この時代の世界史にあまり興味を持てないからかな?現代の国際社会の地政学的なバランスをざっと理解するためには、いい本だと思うけどね。

  • 現在の世界の国際政治がどのように形作られたのかに影響を与える地域にスポットライトを当て、その歴史や地政学的な側面から解説を加えた本。外国人とコミュニケーションを取る際に、世界の全体的な潮流を把握しておくことは、スムーズなコミュニケーションに欠かせません(あまり際どい話題を振らないことが大前提ですが)。そうした知識の不足を感じ、読んだ本です。いくつもの新しい発見がありました。

  • 地図で見るとわかりやすい。
    ただ内容はほとんど知っていました。
    2部を期待します。

  • ガサ地区などニュースではよく聞くが、意味のわからない事について詳しくかいてある。ただ詳しすぎて未消化。もう一度読みなおそう。

  • これこれこれだよ、こういうのだよ、読みたかったのは。
    と、世界の現在の地図がどうしてこうなったのかが書かれていることを期待したんだけど、ちょっと違ったかな。
    歴史をさかのぼるのはせいぜい100年くらい。
    つい最近のことだけだね。
    ただ、情報量はスゴいな。世界情勢を理解するのってホント大変だわ。

    ところで久々に思ったことがある。例えばこんな記述。
    「ルーマニアに住む人の20%はロシア人」
    いや、ルーマニアに住んでる人は全員ルーマニア人でしょ!?
    みたいな。意味が、日本人には特にわからないと思うんだけど。
    高校のときに地理が嫌いになった要因のひとつだと思う。
    ここでいうところのナニナニ人の定義をちゃんと書いてほしいね。

  • 大前さん推奨!

  •  一般的な説明であまり世界情勢が読みきれない。

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