数で考えるアタマになる!―数字オンチの治しかた

  • 草思社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794216229

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の次男が図書館から借りてきて、お父さんにいいんじゃないというので読んでみた。その通り数学オンチなのだけれど、事例のところは納得しながら読んだ。数式のところは飛ばして。ただ、読み進めると、例がアメリカンなので、それが意味するとことが嫌味なのか、文字通りなのかが分からず、そう思うと一気に冷めてしまった。

    あと、数式が多く、数字も単位漢字を使わずにゼロを並べるのだったら、横書きにすればいいのにとも思った。これは翻訳の問題だろうけど。

  • 数字に関して振り返るいい機会になる一冊。
    薄っぺらそうなタイトルだが、統計の章など特に、統計学の基礎を実生活に出てくる数字に結びつけて具体的に例示している点は流石である。
    日頃目にする数字に対して一度懐疑的になる必要あり。

  • わかいやすい。特に「偶然の一致」の部分は直感と異なるところが多く、楽しく読める。

  • 数字音痴矯正のための確率や統計などの解説

    マグニチュードって対数だったんだね。

  • 統計や確率を中心にした数学の話。
    よく見かける数学オンチの直し方の本だが、このような本がたくさん出ても数学オンチが治らない人が多いことを実感する。

  • 久し振りにものすごい高揚感を味わいながら、一気に読めた!面白いっ!!

    ただ、中盤のエセ科学を否定する項目や、なぜ数字オンチになるのかなどの著者の見解はいらん。

    それまではステキな数学者に見えていた著者が、一気に色褪せて見えてしまった。何て言うか、数学者至上主義というか、もっと待遇良くしろ!的な、数字オンチがmajorityである社会に対する不満を愚痴ってる小さい人間にしか見えなくなった。それだけが残念。

  • 初心者むけでは、ない。
    数学オンチなので、一行を何度も読み返したり、紙に図を描いたりしてようやっと理解した感じです。

  • 日常的に数字で見積もるクセをつける大切さを教えてくれる一冊。ポイントは正確でなくてもいいから、大体どのくらいかということを推測すること。

  • あとすこしで完治しそうなところまできました。

  •  致命的な点として翻訳がひどい。例えば数字の表記に限っても「漢数字とアラビア数字が混在」している、数字の3桁区切りの記号に読点が用いられている、などなど。扱っているトピック上、組み合わせ数などで桁数の多い数値がよく出てくるのに縦書きな上に3桁区切りが読点の為にその数字が一体いくつなのかがさっぱり分からない。(例えば123億2350万2358は、縦書きで12、323、502、358と書かれている。)

     そこを乗り越えて一通り読んでみたが、本書の「数字オンチの人たちを減らしたい」という目的は達成できないだろうと思う。まず、例題の解答に対しての解説が不親切過ぎる。本書では「数字オンチはこういう所を見誤る」という例をとても多く説明しているのだが、その殆どが解説不足。一部に至っては問題提起だけして、解答がなかったりすらする。

     勿論、それは自分の頭で考えなさいって事だとは思う。ただ、私自身が数字オンチの部類に属するので分かるのだが、最低限の情報だけ渡され問題をいちいち解く事をしないから数字オンチになるのだ。だから、数字オンチの人に数字オンチを改善させる為の本であればワンステップずつ説明する丁寧さか、斬新な分かりやすさが必要になる。しかし、本書ではそのどちらもない。

     次に、本書の文章を読んでいると端々から数字オンチを否定どころか小バカにしている印象を受ける。それもその筈、後書きを読んでみれば、本書を書く動機は数字オンチへの否定かららしい。しかし、本を書く以上それを見せてどうするの?と思う。読んでもらいたいのはその数字オンチの人達でしょ?その人達を小バカにした文章書いたら読んでもらえるものも読んでもらえないし、伝わるものも伝わらないでしょ。(この手の「なんたらリテラシーが足りない」っていう本を大学教授が書くと大抵この手の罠にはまっている気がする。)

     仮に本書がベストセラーになっても、数字オンチは減らないだろう。本書は数字オンチに確率を学べと言っているが、個人的には著者はマーケティングセンス(というより読み手の分析)を訳者は数学書の書式を学んだほうが良いと思う。ブックカバーの著者紹介を見ると、著者が大学教授、翻訳者がサイエンスライターと紹介されているのが皮肉にしか聞こえない。

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