わたしの声を聞いて

制作 : 泉 典子 
  • 草思社
3.29
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本棚登録 : 10
レビュー : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784794216410

感想・レビュー・書評

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  • 図書館ジャケ借り。イタリア作家の棚で。

    人物の説明がないまま物語は進む。
    アモーレ、マンジャーレ、カンターレの国の物語を想像してたら全然違った。

    先天的、後天的影響が主人公とその血縁に絡みついて複雑な様相を描いていてわたしの人生のものさしで履かれるようなものではない。

    現代では多少、自己主張をしたりデモ行進をしたところで、したい人はそれをし、傍観者もい、身勝手に生きてもある程度は許される世間を生きていると、主人公の「母」の青春は時代の流行り病を患ったようにも思え、冷静さを欠いていくのが切ない。恋と破滅。

    カソリックの国でインドの思想、フェミニズム、共産主義・・・もう混乱でしょう。そして主人公はユダヤ教。最後は唐突に終わり、びっくりしてあとがきを読んだらなるほど。
    別の小説の続編と知る。そこで、最初に戻る。うまいな。
    最初が最後につながるテクニック?って西欧小説ならではかも。

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