- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784794216458
感想・レビュー・書評
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ビジネス書と言うよりは自己啓発本。
内容としても当然コミュニケーションの話がメインではあるが、ビジネススキルと言うよりもどちらかといえば精神論に近い内容。
そのため読者がこの本を読んで、その通りに実践するのは結構難しいと思う(まぁ、対外のビジネス書…特に成功者の体験などは実践が難しいが)。
その中でも著者がいかに人づきあいを大事にしているのか、人が好きなのかがグッとせまってくるように分かる。人間関係の癒し系のような一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この人の文章読みやすい..
冒頭から他人を思うようなところが言葉の柔らかさに表れていて読みやすい
字体もあってか温かみと押し付けがましくない前向きさを感じる.
なんか幸せそうに生きてて皆に慕われてるおばあちゃん先生を思い出した
この人好きかも
こんな人徳の上司が理想になってしまったら
生きづらいわ笑 -
"今は横浜市長の林文子さん。ダイエー取締役副会長時代の本。
この人の人柄に共感する人も多いのでしょう。林さん流の人脈構築、コミュニケーション術。" -
読みやすい!分かりやすく、明確!
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'@本書の主題は以下の二つの文章に集約できると思いました。
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1) 人が組織や仕事に求めるもの。それは、何かを達成すること。そして人との触れ合い、仕事を通じて人間関係を深耕していく喜びでしょう。
2)友人にハーバードビジネススクールで学んだ人がいるのですが、結局ビジネスでいちばん大切なのは、いい人間関係を築くことだと教わったと言っていました。
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'A「もう一言」シリーズ
「素の言葉」 → 例:先方の担当者は大の野球ファンだとわかって
「特別な一言」 → 例:「髪型」、「遅くまで残業」、「なかなかゆっくりお話しする機会がありませんね」
「共通項」 → 例:出身地、血液型、星座 etc.
「自分の情報」→例:週末の出来事
'B基本ルール
「話しかけ=おもてなし」 → 例:コートをほめる、顔色をほめるなど
ネガティブなことはいわない。どんなことにもプラス面をみつける。(否定的な表現を使わない練習をする。)
相手を尊敬するとコミュニケーションは楽しくなる。
だれにたいしても同じ距離感で向かい合うこと。これがビジネスパーソンとして相手に対する最低の礼儀であり心遣いだとおもっていただきたいですね。
'C上手なコミュニケーション
ありがとう → 何に感謝しているのか具体的に
頼みにくいことを頼む → 相手が喜ぶ一言を
断られたとき→その案件以外での関係は続く布石を
叱る→相手のいいところをほめてから
人が失敗→自分も責任を共有する表現を
叱られたとき→ありがとう+鈍感力
自分20%・相手80%
相手が言いたいことは先取りしない+言いにくいことはこちらから切り出す
人と深く交わる過程を経て、品格は磨かれる -
ひと言語りかけること
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今や成功が当たり前、失敗したときはこれでもかと叱責されます。
生きにくい世の中になりました。
ついつい会社の中でもギスギスしがちになりますが、やっぱり人って褒められるとうれしいし、注意ばかりではやる気もなくなります。
どうやったら相手をその気にさせて、相性の合わない相手でも上手く引き込んで、ビジネスを成り立たせて行くか。
その辺のポイントが上手くまとまっていると思います。
それにしてもこんなにいろんなネタばらしをしてしまって、林さんのビジネスそのものに問題はないのでしょうか。
でもきっと問題は無いのでしょう。引き出しが多いのでしょうから。 -
気付きが沢山ありました
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難しい言葉を使わず、やわらかい文体で書かれているので、わかりやすく読みやすいです。
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ちょっと読んでいてイラっとくる本。
もしかしたら、どこか自分がやっていることと関連するからかも?
しかし、言葉の足りない時代に、完全に逆行する提案の書。
こんなおばはんはちょっと嫌われるか、勘違いでいい人と思われるかのどっちかだろう。苦笑。 -
本文中でも書かれているように作者はとてもコミュニケーションがうまいのだろうね。いくつか気になる教訓があった。(うろ覚え)
・どんなことでもほめろ
・上司は偉いわけではなく、管理するという立場にあるだけである
・怒るな。ポジティブな言葉を使って注意をする。(感情的になるな)
・がんばった結果うまくいかなくても、幕引きのやり方でつぎにつながる
・常に「ありがとう」という気持ちをもつ
非常に作者に会ってみたいと思いました。 -
営業は思いやり力だよね。
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ヒューマンスキルを高めたい人におすすめしたい本
仕事をする上で人とのつながりが最も大切、
相手に対する小さな気配りからスタートして、
3K(感謝、感激、感動)のある職場をつくろう -
当たり前でよい子になります。よかったね。
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同姓だからこそ、共感できるところなのかも知れませんが林文子さんの営業スタイルとマネジメントの考え方がとても好きです。</BR>
「真似しよう」と思ってもなかなか出来ないことも多いですが、たった「一言」の思いやりで周囲の環境を良くしていくことが可能なのだとこの本で改めて実感しました。 -
著者は、BMWやフォルクスワーゲングループの国内販売店の経営者として実績を上げた有名人。いまはダイエーの副会長。他の人の評価はイマイチですが、私はいい本だと思います。中谷彰宏の本みたいに読みやすいです。
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タイエー社長にもなった林氏によるコミュニケーション術に関する本。書いてあることはいいと思うが、それができるというのも大きな才能だと思います。人は自分ができることを過小評価しがちですが、この本もそれにあてはまると思います。図書館予約数は5(08/01/13現在)です。